日々しのびよる顔のたるみ! スマホと表情筋の関係性
公開日:2019/01/11 / 最終更新日:2022/06/02
スマホを使用している時、自分がどんな表情をしているか見たことはありますか?姿勢が悪くなっている方は、顔のたるみを加速させてしまっているかもしれません。
今回は、スマホ使用がたるみを引き起こす理由と対策方法について見てみましょう。
スマホ使用時の姿勢がたるみの原因
スマホを操作中、ほとんどの人が猫背になり下向きの姿勢になっています。これは、胸の辺りにスマホを持つことで目線が下がってしまうからです。うつむくと重力により、口やアゴ周りが下に引っ張られ、顔の皮膚が下がり頬やアゴのラインがたるみます。
またスマホを見ている時、無表情になっていませんか? スマホの使用時間が長いほど、口元を動かさない時間も長くなるため、表情筋が衰えてたるみを招きます。口元だけでなく、画面を凝視することで、眼球を支える外眼筋が筋肉疲労を起こし、しわやたるみが起きやすくなります。
スマホ使用時は姿勢や表情に注意
では、顔がたるまないようにするにはどうしたらいいのでしょうか? スマホを全く使わないのは無理がありますが、スマホを持つ位置や表情に気をつけるだけで簡単にたるみを防ぐことができます。
・スマホを操作する時は下を向かない
下向きの姿勢がたるみを引き起こすため、スマホはできるだけ高い位置に持つようにしましょう。目線と同じくらいの高さに持ち、下がらないように気をつけてください。この時、腰を反りすぎると腰に負担がかかり、足腰の冷えや頭痛を招きます。また、足を組むと姿勢が歪むため、両足は地面につけた状態を保ちましょう。
・口角を上げる
スマホを長時間見ていると、口は自然と「への字口」になりがちです。への字口がクセになると表情筋が衰えるため、できるだけ口角を上げるようにしましょう。スマホを見ながら好きな歌を歌ったり、音読をしたりするのも効果的です。
・スマホを使わない時間を設ける
スマホによるたるみを防ぐには、スマホの使用時間を減らす「デジタルデトックス」を行いましょう。例えば、1日の使用時間を3時間までに制限したり、連絡をとる時以外は使用を控えたりして、少しずつスマホを見ない時間を増やします。姿勢が悪くなるのも防げますし、空き時間を趣味などの好きなことに充てられるのでお勧めです。
スマホはとても便利ですが、姿勢や表情を意識して使用しなければたるみの原因になります。今回ご紹介した姿勢やデジタルデトックスを取り入れて、スマホ使用時も美しい姿勢 や表情を保ちましょう。