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ほうれい線を消したい人へ|美容皮膚科クリニックが教える、本当の原因と対策 

公開日:2026/08/01 / 最終更新日:2026/08/01

大野 由実大野 由実先生

ほうれい線を消したい人へ|美容皮膚科クリニックが教える、本当の原因と対策 

ほうれい線がふと目に入るだけで、
気持ちが沈んでしまうことってありますよね。
実は、焦って“消す方法”だけを探すよりも、
ほうれい線の正体をきちんと知ることが、
いちばんの近道になります。

やみくもに消そうとケアしても、
頑張っているのに結果が出ない——
そんな遠回りになってしまいます。

この記事では、ほうれい線の本当の原因、
なぜ「消す」が正しいゴールではないのか、
やりがちな失敗ケア、考え方の整理、
そして相談すべき専門家まで、
美容皮膚科の視点でわかりやすくお伝えします。

本記事は1995年開院、美容皮膚科専門の
シロノクリニックで豊富な症例を持つ大野由実
医師が監修しています。

そもそも、ほうれい線は「シワ」ではありません

多くの人がほうれい線を“深いシワ”だと思いがち
ですが、正確には、頬のたるみが下がってできる
“溝”です。だから、どれだけ丁寧に保湿しても
変化が出にくかった——その理由がここに
あります。ほうれい線を正しく理解することが、
ケアの遠回りを防ぐ第一歩。

この記事では、美容皮膚科医の見解にもとづき、
主な原因を3つに分けて順に解説していきます。

ほうれい線の正体は「頬のたるみ」

ほうれい線をつくる本質的な原因は、
実は“頬そのもののたるみ”です。
年齢とともに、頬の脂肪を支える靭帯や皮膚の
ハリを生むコラーゲンが弱まり、
頬全体がゆっくりと下方向へ落ちていきます。
すると、下がったボリュームが鼻の横で
段差をつくり、そこが溝として刻まれる
——これがほうれい線の正体です。

つまり、ほうれい線対策とは「線をどうにか
する」よりも、「頬のたるみをどう改善するか」。
土台である頬が持ち上がれば、溝は自然と
浅くなりますし、逆に土台が下がったままでは、
どんな表面的なケアをしても変化が出にくいのです。

美容皮膚科では、顔の加齢構造
(脂肪の下垂・支持組織のゆるみ)を
踏まえて診断するため、ほうれい線を
“線”ではなく“たるみの結果”として扱います。
この視点が、ほうれい線解消のために重要になります。

乾燥や表情ぐせが「ほうれい線」を目立たせている

ほうれい線は“たるみの溝”が本体ですが、
その溝をさらに深く見せてしまう要因が、
乾燥と表情のクセです。
肌が乾燥すると角層の水分が減り、頬のハリ
がしぼんだように低下します。すると、
もともとの溝が影として濃く見え、
「昨日より深い気がする…」という印象に
つながります。

また、笑いジワや片側だけで噛むクセなど、
日常の表情習慣も溝を強調しやすく、
写真で急に目立つこともあります。
この2つは、セルフケアで“目立ちにくくする”
余地がしっかりある部分です。
保湿を丁寧に行い、肌の水分保持力を
高めることで頬のハリが戻り、
影が薄く見えることがあります。

さらに、表情のクセを少し意識するだけでも、
日常的な強調を減らすことができます。
ただし、これらはあくまで「見え方の改善」。
溝そのものを消すこととは別であることは、
正直にお伝えしておきます。
それでも、日々のケアで印象を変える余地は
十分にあります。

生まれつきの骨格・歯並びも関係する

ほうれい線が目立ちやすいかどうかは、
実は“生まれつきの骨格”にも左右されます。
たとえば、頬骨の張り方、上あご(上顎)の形、
歯並びによる口元の支え方などは、人によって
大きく異なります。

これらの構造が弱い場合、頬のボリュームが
前方に支えられず、若い年代でもほうれい線が
出やすくなることがあります。
つまり「老化だから出ている」のではなく、
もともとの骨格的特徴が影響している
ケースも少なくありません。

この要因は、努力不足でもケアの失敗でもなく、
あなたのせいではない部分です。
だからこそ、加齢によるたるみとは
アプローチが異なり、自己流で判断すると対策が
ずれてしまうこともあります。

シロノクリニックが30年にわたり多くの症例を
診てきた中でも、骨格要因で若年層にほうれい線が
現れるケースは確かに存在します。
まずは「なぜ自分に出ているのか」を正しく
見極めることが、遠回りしないケアの第一歩になります。

「完全に消す」は、正しいゴールではない理由

ほうれい線は、実は誰の顔にも存在する
“構造上の自然な溝”です。だからこそ、
「完全にゼロにしたい」という目標を掲げると、
必要以上に強い施術を選んでしまったり、
不自然な仕上がりにつながることがあります。
美容医療は魔法ではなく、顔の構造に沿って
“整える”ことで自然な若々しさを引き出すもの。
過度な期待をしないことがとても大切な姿勢です。

現実的で満足度の高いゴールは、
「気にならない程度に目立たなくする」
「これ以上深くならないよう進行を緩やかにする」
という、自然な範囲での改善です。
土台のたるみを持ち上げ、乾燥や表情ぐせを
整えることで、印象は大きく変わりますし、
周囲から見ても“違和感のない若々しさ”が
保たれます。

ほうれい線は敵ではなく、顔の構造の一部。
だからこそ、ゼロを目指すより、
あなたらしい自然な美しさを取り戻す方向が、
結果的にいちばん満足度が高くなります。

かえって悪化させるセルフケアに注意 

「消したい一心」で頑張るほど、ほうれい線を深
めてしまうセルフケアがあります。

まず知ってほしいのは、あなたが悪いわけ
ではなく、SNSや口コミで広まる“効きそうに
見える方法”が、肌の構造と
合っていないことが多いという事実です。

強いマッサージや皮膚を引っぱるケアは、
摩擦で角層を傷めるだけでなく、皮膚を支える
組織をゆるめ、頬のたるみを助長することがあります。

美容皮膚科の現場でも「毎日マッサージして
いたら、むしろ影が濃くなった」という相談は
少なくありません。

また、ほうれい線を“テープで埋める”
自己流の方法や、過度な表情筋トレーニングも
要注意。テープは皮膚を引き伸ばし、筋トレは
必要以上の力みを生み、かえって溝を強調する
ケースが見られます。

さらに、SNSの「これで消えた!」という情報は、
発信者の骨格・肌質・年齢があなたと同じ
とは限りません。
真似してもうまくいかないのは当然で、
あなたの努力不足ではありません。

大切なのは、まず原因を見極めること。
たるみなのか、乾燥なのか、骨格なのか——
そこが分かれば、無駄な遠回りをせずに、
正しいケアへ進めます。

シロノクリニックの向き合い方|削るより「全体のバランスを整える」

シロノクリニックは1995年の開院以来、
肌と向き合い続けてきました。
私たちが一貫して大切にしてきたのは、
「美しく、歳を重ねる」という考え方です。
年齢を重ねた顔立ちを自然に、穏やかに整えていく。
その姿勢を30年経った今も変わらず大切にしています。

ほうれい線に対しても、線だけを攻めるのではなく、
顔全体のバランスを見て「整える」ことを重視します。

頬のたるみ、骨格、肌質——それらがつくる
立体の中でほうれい線は現れるため、部分だけを
強く介入すると、かえって不自然さが出てしまうことがあるからです。

短期で劇的な変化を求めるより、長期でゆっくりと
土台を整える方が、結果として自然で美しく、
周囲から見ても違和感がありません。
やりすぎない美容医療。
必要なところにだけ、必要な分だけ。
これがシロノクリニックが長年守ってきた
基本姿勢です。

自分のほうれい線の原因を、まず知る

ほうれい線が目立つ理由は、人によってまったく
異なります。たるみが主因の方もいれば、
乾燥による“影”が強く出ているだけの場合、
あるいは骨格の特徴で若い頃から出やすい方もいます。

まずは、自分のほうれい線がどのタイプ
なのかを正しく知ることが、遠回りしないための第一歩です。

シロノクリニックでは、美容皮膚科専門の
医師が肌診断とカウンセリングを行い、
たるみ・乾燥・骨格のどこに原因があるのかを
丁寧に見極めます。

完全予約制・個室で、無理な勧誘をしない方針を
徹底しており、医療広告に関する基準にも
誠実に向き合いながら運営しています。

過度な表現を避け、医学的に妥当な範囲で
お伝えすることを大切にしています。 

「治療を受ける」と決めなくても構いません。
まずは話を聞きに行く、
原因を知るために相談してみる——

そんな選択肢があっていいのだと思います。
自分の顔を理解することが、
これからのケアを前向きにしてくれます。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生 おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

大野 由実先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

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