顔の皮下脂肪がたるみの原因に…解消方法とあわせてチェック!
公開日:2018/11/14 / 最終更新日:2018/11/14
顔のたるみを招く原因の1つに皮下脂肪の蓄積が挙げられます。「脂肪が蓄積すれば、肌にハリが出るのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、実はたるみを悪化させる要因になるのです。皮下脂肪とたるみにはどのような関係性があるのか、たるみを防ぐ方法とあわせてチェックしてみましょう。
皮下脂肪と顔のたるみの関係
皮下脂肪の蓄積は、顔のたるみに直接関係します。皮下脂肪の重みによって皮膚が下へ引っ張られ、たるんでしまうのです。若い時は、皮膚自体にハリがありますから、皮下脂肪が蓄積していてもパンとハリがあります。しかし、年齢を重ねて肌内部のコラーゲンやエラスチンが減少すると、ハリが低下して皮下脂肪を支えきれなくなり、たるみが進行してしまうのです。
顔のたるみを防ぐ皮下脂肪解消方法
■顔のエクササイズをする
顔に皮下脂肪が蓄積するのは、筋肉が衰えて代謝が低下しているためです。以下のようなエクササイズを行って表情筋を鍛え、脂肪の燃焼を促しましょう。
ただし、顔の皮下脂肪は落ちにくいといわれています。顔だけでなく、体全体に皮下脂肪が蓄積している場合は、ダイエットも検討しましょう。
①「あ・い・う・え・お」と口をゆっくりと大きく動かす
②頬に空気を溜めて膨らませる
③息を吐いて頬をへこませる
④口角を上げて笑顔を作る
以上を1日に5~10セットほど行いましょう。
■姿勢を良くする
姿勢が悪いとあごが前に突き出すため、顔や首の皮膚が下に引っ張られてたるみやすくなります。日頃から背筋をまっすく伸ばし、あごを軽く引いた良い姿勢をキープするようにしましょう。姿勢が良くなれば、全身の筋肉を使うため、代謝が上がって皮下脂肪を減らすことにもつながります。
■よく噛んで食べる
食事を良く噛んで食べると顔全体の筋肉が使われて、皮下脂肪を減らす効果が期待できます。また、咀嚼回数を増やせば満腹感が得られるため、自然とダイエットにもつながります。一口につき30回噛むことを意識してみましょう。
■BNLS注射
美容皮膚科で受けることができるBNLS注射には、皮下脂肪を溶解して排出を促し、顔をスッキリさせる効果があります。ダイエットをしても顔の脂肪が減らないという場合は、BNLS注射を検討してみましょう。
顔のたるみを防ぐには、皮下脂肪を溜めすぎないことが大切です。エクササイズや良い姿勢などを習慣にして、すっきりとしたたるみのない顔をキープしましょう。