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スマホで老け顔に?!「たるみ」改善、予防テクニック

公開日:2018/02/16 / 最終更新日:2018/02/16

城野 親徳城野 親徳総院長

スマホは現代人には欠かせないアイテムといえます。「時間があればスマホを見ている」という人も少なくありません。しかしスマホの間違った使い方をすると首まわりにたるみが生じやすくなり、老け顔の原因になってしまうことがあります。
肌のたるみを防ぐためには、どのような点に気をつけてスマホと付き合えばいいのでしょうか。今回はスマホの使用でたるみが起きる原因とスマホを使うときの注意点や改善方法をご紹介します。

スマホの間違った使い方

■猫背と下向きの姿勢
スマホの画面を見ていると自然と顔が下に向き、首が前にでて背中が丸まった猫背の姿勢になりがちです。この姿勢では顔の全面の皮膚が重力で下に伸び、顔や首にたるみが生じやすくなります。
また、下向きの目線を長時間続けていると、あごの部分に重力がかかり、口周りが下に引っ張られ、頬やあごのラインをたるませてしまいます。

■スマホにばかり集中してしまう
口周りの表情筋は、人と会話をして口を動かしたり、喜怒哀楽などの様々な表情で顔の筋肉が動くことで刺激されます。しかし、スマホに没頭して人とのコミュニケーションの機会が減り、表情筋を動かすことが少なくなると働きが弱まります。すると口周りに老廃物が蓄積するため、顔にむくみや脂肪がつきやすくなるのです。表情筋の衰えそのものに加え、脂肪の蓄積により口周りが下がり、たるみが生じやすくなります。

■長時間の連続使用
スマホの小さな画面を長時間近距離で見続けていると、目の瞬きの回数が減って乾燥し、「疲れ目」になりやすくなります。「疲れ目」になると目の周りの血流が滞って酸素や栄養が届きにくくなり、目元のハリが減少して目の下のたるみにつながってしまいます。

スマホによる「たるみ」を改善するには

■正しい姿勢や下を向き過ぎないように心掛ける
たるみを防ぐためには、首を前に突き出したり、背中を丸めたりという悪い姿勢になっていないかを普段から意識することが大切です。また、スマホを目の高さまで上げると、顔や目線が下に行かないため下向きの姿勢になりにくく、頬やあごのたるみを防ぐことができます。

■休憩を入れて簡単なエクササイズをする
長時間連続でスマホを利用すると、表情筋を弱めるための原因となってしまうため、適度に休憩を入れましょう。休憩時には自分で意識して表情筋を動かすエクササイズを行うのがオススメです。
例えば口角を上げて笑顔を作ったり、舌で内側から口角周りを押し上げるなど、簡単なエクササイズでもたるみの予防や改善に効果が期待できます。

■目を意識的に休ませる
スマホの使用を一時中断して目を休ませ、蒸しタオルなどで目の周りを温めると、目周辺の血行が促されます。血行がアップすると老廃物が排出されやすくなるためむくみにくくなる上に、ターンオーバーが整うため、目元のたるみ予防につながります。
また、まばたきを意識的にすることで、目の周りの筋肉を刺激することも目元のたるみ予防の重要なポイントです。

スマホは日常生活になくてはならない便利なツールです。手放すことはなかなか難しいですよね。だからこそスマホを使っている時の自分の姿勢やくせを見直し、たるみを作らない上手な使い方を意識してみましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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