足を組むと体に悪影響が及ぶ…コレって本当なの?
公開日:2017/11/25 / 最終更新日:2017/11/25
男女を問わず、座っているときに「足を組む」という方は多いもの。しかし、足を組んで座っていると体に様々な悪影響が及んできます。一体どのような悪影響が出てしまうのか、足を組むクセを解消する方法とあわせてご紹介いたします。
足を組みことによる体への悪影響とは?
・全身がゆがむ
足を組んで座ると、骨盤が左右に大きく傾きます。この影響で体全体までゆがみ、普通の状態に座り直してもゆがんだ状態が続いてしまうのです。 また、体がゆがむと代謝が落ちて太りやすくなったり、内臓の位置が変わってポッコリお腹になりやすくなるなど弊害があります。
・むくみやすくなる
足を組むと血管やリンパ管が圧迫されて水分などの老廃物が溜まり、むくみを起こしやすくなります。同時に血行不良も引き起こすため、体が冷えたり、セルライトができる原因にもなってしまいます。
・全身に痛みなどの不調が出やすくなる
足を組んで血流が悪くなると疲労物質が溜まりやすくなるため、肩こりや腰痛などの痛みがでやすくなります。つまり足を組むと足だけではなく、全身の不調まで招いてしまうのです。
足を組むクセを解消するための方法とは?
足を組むクセによって起こる体への悪影響を防ぐためには、とにかく足を組まないように意識することが大切です。しかし、すでに足を組みクセがついてしまっていると、自分の意識だけでは改善が難しいですよね。 足を組むクセを解消するためには、ちょっとした工夫をとり入れるのがオススメです。足の組みクセを解消するための方法を3つご紹介いたします。
1.椅子に座る時は、深く腰をかける
椅子に深く腰かけると体が安定するため、足を組まなくても違和感を覚えにくくなります。ただし、浅く座るクセがついていると体を前方に持っていきたくなるため、おへその下に軽く力を入れて、お尻がずれないように注意しておきましょう。
2.足の間にクッションを挟む
無意識のうちに足を組んでしまうなら、両膝の間にクッションを挟んでおきましょう。クッションを落とさないようにしようと思えるため意識的に足組みを防ぐことがで、内ももの筋肉の強化にもつながって一石二鳥の効果が期待できます。
3.体幹を鍛える
体が筋力不足では頭や腕の重みによって姿勢が悪くなり、おのずと足を組んでしまいます。足組のクセを解消するためにも、まずは体幹(胴体)の筋力を鍛えて、体を一直線に保てるようにしましょう。 腹筋や背筋を意識しながらスクワットなら、体幹とともに下半身まで鍛えられるのでオススメです。
「最近なんだか不調だな…」と感じる方は、足組みのクセによる体のゆがみが原因かもしれません。まずは足組のクセを改善して、バランスのいい体を作ることから始めてみましょう。