皆さんは、自分のお尻がどのような形をしているかご存知ですか？

理想は女性らしく丸みを帯びたハリのあるお尻ですが、現実ではなかなかそうはいきません。お尻から太もも裏にかけての脂肪がたるんでしまった「垂れ尻」や腰が反り返ってお尻が後ろに出っ張ってしまった「出っ尻」など、お尻の形に関する悩みを抱えている方は数多くいます。お尻の形が悪いと後姿のオバサン感が出てがっかりしてしまいますよね。中でも特に多くの方を悩ませているのが、立体的に欠け、腰からお尻にかけての境界線が曖昧になってしまう「四角尻」。

水着を着る機会の増える夏に向かって、気になる四角尻の原因と対策方法をチェックしておきましょう。

四角尻の原因

別名ピーマン尻とも呼ばれる四角尻は、くびれとお尻の膨らみがないせいでどこか男性的な印象を与えてしまう残念尻。そんな四角尻の主な原因は、「骨盤の開き」と「ウエスト周りの脂肪」です。

脚を組んで座ったり、いつも同じ肩に荷物をかついだりする癖のある方は要注意。骨盤の歪みを招く原因となってしまいます。それに加えてウエスト周りとお尻に脂肪がついてしまうことでメリハリがなくなり、のっぺりとしたお尻になってしまうのです。

夏に向けて実践したい四角尻対策の2つ

四角尻を改善するためには、骨盤の歪みを改善して余分な脂肪を落すことが大切です。さらにお尻の筋肉を鍛えることでボリューム感をプラスし、プリッとした立体的な美尻を目指しましょう。

・「お尻歩き」で骨盤の歪みに対策！
①背筋をしっかりと伸ばし、脚を前に伸ばした状態で座る
②左右のお尻だけを使い、歩くように前進する
③前進、後退、左右への移動などを行う

ポイントは座った際に「骨盤を立てる」ことを意識すること。脚の筋肉の力に頼ってしまわないようお尻と腰をひねって上手に移動しましょう。ヨガマットなどを敷いて行うのがオススメです。

・広背筋トレーニングで腰回りスッキリ
①うつ伏せに寝転び、肘を立て上体を支えた状態になる
②脚をピンと伸ばし、頭と骨盤が動かないよう意識しながら上に持ち上げる
③脚を上下に5回動かし、反対側の脚でも同じことを行う

腰回りと太もも裏、お尻の筋肉を鍛えるため、使っている筋肉を意識しながら行いましょう。両脚を伸ばした状態では、かかと同士を合わせ、つま先を外側に向けておくことがポイントです。

普段は自分のお尻の形を知る機会がありませんが、気づいていないだけでメリハリのない残念尻になっているかもしれません。気になった方は、一度全身鏡などを使って形をチェックしてみてください。

今回ご紹介した方法で四角尻を対策し、水着の季節に向けてメリハリのある美尻を手に入れましょう。