口唇ヘルペス?ニキビ?見分け方が知りたい!
公開日:2017/04/28 / 最終更新日:2017/04/28
唇に吹き出物のようなものができてしまうと、ただのニキビなのか口唇ヘルペスなのか見分けがつかないということもありますよね。
しかし、一見同じようなものに見えるこの2つですが、実は大きな違いがあるのです。それぞれの見分け方や治し方などを知って、悪化や長引くのを防いでいきましょう。
今回は口唇ヘルペスとニキビの見分け方、またそれぞれの原因などをご紹介いたします。
口唇ヘルペスとニキビの見分け方は?
通常、ニキビは毛穴が詰まって炎症が起きることが原因になるため、毛穴のあるところにしかできないという特徴があります。
しかし唇には毛穴がないため、唇の真上にあるニキビができることはほぼないと言えるでしょう。そのため唇上で炎症が起きている場合には、口唇ヘルペスが原因である可能性が高くなります。
また、唇と肌の境目にできている場合ですが、これはニキビである可能性も否定できません。この場合には、見た目や痛みなどで判断しますが、ニキビの場合には炎症を起こしている中心に白い芯があるのに対し、口唇ヘルペスにはそれがないのが特徴です。
さらに、口唇ヘルペスの場合には、小さな水ぶくれなどが複数個できるという特徴もあります。ピリッとした痛みや痒みなどを伴うこともあるため、いち早く治すためにもクリニックへ足を運ぶことが大切です。
口唇ヘルペスの原因とは?
口唇ヘルペスの原因は、ヘルペスウィルスに感染することです。
口唇ヘルペスに触れた手で洋服やタオルに触れると、それを触った人にうるつため注意が必要です。また、一度感染してしまうとヘルペスが治ったとしても再発しやすくなるという特徴もあります。ストレスや疲れなどで体力が落ちて免疫力が下がってしたり、紫外線の量が多い夏には再発のリスクが高まるため、過去にかかったことのある方はとくに要注意。周りに口唇ヘルペスを発症している方がいる場合には、感染しないように気をつけることも大切です。
ニキビの場合でも口唇ヘルペスであっても、治し方の基本は規則正しい生活や栄養バランスを心がけること。そのうえでニキビを防ぐために肌を清潔に保ったり、刺激を加えないような優しいケアを行いましょう。
口唇ヘルペスの場合には、周りへの感染の恐れもあるため、なるべく早くクリニックを受診することが重要です。適切なケアを行って、トラブルゼロの魅力的な唇をキープしていきましょう。