保湿のはずが…?化粧水のつけすぎが肌荒れの原因って本当!?
公開日:2017/02/17 / 最終更新日:2017/02/17
冷房に暖房、空気の乾燥など日頃から様々なダメージに晒されている私たちの肌は、常に乾燥しやすい状態です。
乾燥をそのままにしておけば、シワやシミ・たるみといった肌トラブルの原因となってしまうため、徹底して保湿ケアを行わなければなりません。しかし、保湿のために化粧水をたっぷりつけることが、逆に肌荒れを招いてしまう可能性もあるため注意が必要です。
一体なぜ、保湿のための化粧水が肌荒れの原因になってしまうのでしょうか?
化粧水のつけすぎが肌荒れにつながる理由
化粧水には、もともと肌に潤いを与えるための保湿因子が配合されています。
保湿因子が不足すれば当然肌は乾燥しますし、保湿因子がしっかりと角質層まで届いていればもっちりとした肌になります。肌の奥深くまで浸透させようと、とにかくたくさん化粧水をつけているという方は多いのではないでしょうか。
しかし、実は肌が化粧水を吸収できる量は決まっています。どれだ化粧水をたっぷりつけても、肌が吸収できる量を超えてしまっては意味がありません。吸収できなかった化粧水は肌から蒸発し、その際に肌に必要な水分まで一緒に奪っていってしまうのです。
またたっぷり化粧水をつけようと、繰り返しコットンや手で刺激を与えてしまうのもよくありません。さらに化粧水をつけすぎると長い時間お風呂に浸かったように肌がふやけてしまいます。
一見すると潤っているようですが、実は角質層がふやけてバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなった状態です。つまり化粧水は時間をかけてたっぷりつけるほど肌に良いという訳ではないのです。
肌に良い化粧水のつけ方とは?
乾燥肌の人、オイリー肌の人など肌質によってそれぞれ適量は異なりますが、基本的には1回につき500円玉くらいの量の化粧水が適量です。肌につける前に手のひらでじっくり温めてあげると浸透力がアップしますよ。
手とコットンのどちらを使っても良いですが、あまり時間をかけずに行うことが重要です。化粧水をつけたらすぐに乳液やクリームでふたをして、潤いを閉じ込めてあげるようにしましょう。
いかがでしたか?
乾燥を防ぐためにも自分の肌に必要な化粧水の量を見極めながら丁寧な保湿ケアを行ってください。