つけすぎNG?化粧水のつけ方で肌荒れを起こす!?
公開日:2016/10/21 / 最終更新日:2016/10/21
スキンケアの基本中の基本ともいえる化粧水は、女性のマストアイテム。
乾燥から肌を守るために使う化粧水は、とにかく肌にたくさん吸収させればいいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、肌を守るはずの化粧水は、つけ方次第で肌荒れを起こすこともあるのです。今回は、化粧水のNG習慣と正しい化粧水のつけ方について紹介します。
NG習慣1 たたきすぎ、時間のかけすぎ
「化粧水を肌の奥まで浸透させたい!」という思いから、手のひらでパチパチと肌をたたくように化粧水を馴染ませていませんか?
この叩き込みパッティング法は、肌に大きな負担をかけるNGスキンケア。肌に細かい傷をつけたり、角質層にダメージを与える原因になってしまいます。また、化粧水を吸収させたいからと時間をかけすぎてケアをすることも肌には良くありません。
時間がかかればかかるほど肌はふやけ、ダメージを受けやすい状態に。バリア機能が正常に動かなくなってしまうこともあります。
たっぷりと化粧水を使う
乾燥を防ぐためにここぞとばかりにたっぷりと化粧水を使っているという人もいるでしょう。一見正しいように感じるスキンケア方法ですが、肌に浸透する水分には限界があります。それを超えた量の化粧水を与えても、それは蒸発して乾燥するだけ。化粧水が乾燥すると同時に肌の水分も一緒に蒸発してしまうのです。かえって肌を乾燥させてしまわないためにも、「適量」を肌に浸透させることが大切だといえるでしょう。
正しい化粧水のつけ方を習慣にしましょう!
肌の乾燥を防ぎ、ダメージを受けにくい肌にするには、正しく化粧水をつけることが大切です。まずは、以下の方法を実践して肌に優しいスキンケアを行いましょう。
・化粧水は少しずつプラス
化粧水は肌質やその日の状態で、欲している量は異なります。手のひらに少量ずつとり、肌の調子を確認しながら、「足していく」ことがポイントです。1回目のハンドズレスですぐに肌が渇いてしまった場合には、2回化粧水をつけるなど、まずは肌の様子を伺いましょう。
・たたかず優しくプレスする
しっかり浸透させるには、パッティングではなく手を使ったプレスがオススメ。
暖かい手で顔を覆い、ゆっくりとしみこませるようなイメージでプレスしていきましょう。
・温めると効果アップ
化粧水の浸透力をアップさせるためには、温めることが重要。
暖かい両手で化粧水を人肌に温めてから肌に乗せるといいでしょう。肌や手が冷たくなりやすい冬は、ホットタオルなどで顔を温めながらスキンケアするのもオススメです。
・すぐに乳液でふたをしよう
化粧水が肌に浸透し、水分がなくなったらすぐに乳液でふたをして乾燥を防ぎます。
2~3分で化粧水を浸透させ、手早く蓋をすることも化粧水を肌に留めるポイント。ベタつきがなるなるまで、ここでもしっかりとハンドプレスしましょう。
肌が求めている栄養素は、ただ化粧水をつけるだけでは補給されません。「労わる」ことを忘れずに優しく丁寧にスキンケアをすることを心がけましょう。トラブル知らずの肌を手に入れるためにも、上手に化粧水と向き合ってあげてください。