なかなか治らない「赤(炎症)ニキビ」原因と改善法は?
公開日:2016/02/11 / 最終更新日:2016/02/11
赤く炎症を起こし、触ると痛みを伴うこともあるのが「赤ニキビ」です。ケアを行っても治りにくく、跡が残ってしまうケースも少なくありません。なぜ炎症ニキビは起きてしまうのか、その原因と改善方法を紹介していきます。
赤ニキビの原因とは?
汚れや角栓などが毛穴に詰まり起こるのが「ニキビ」です。そのニキビが悪化し、増殖したアクネ菌によって強く炎症をおこした状態が「赤ニキビ」になります。
赤ニキビは、初期の白ニキビに比べ毛穴の深いところで炎症を起こしているため、ニキビケアをしてもなかなかニキビの芯まで効果が届かず、治りにくいという特徴もあります。そのため、症状が長引いたり、再発し慢性化しやすくなってしまうのです。
ニキビが悪化し、赤ニキビができる大きな原因は、「ターンオーバーの乱れ」と「皮脂の過剰分泌」があります。肌のターンオーバーの乱れは、睡眠や食生活・紫外線ダメージによって乱れてしまうことが多いので、生活習慣を見直すことも非常に大切です。
またニキビを悪化させる「皮脂の過剰分泌」を引き起こすのは、「ストレス」によるホルモンバランスの乱れと「過剰な洗顔などのスキンケア」が大きな原因と考えられています。ストレスを上手に解消し、正しい洗顔方法を毎日行って、赤ニキビを効果的にケアしていきましょう。
赤ニキビの改善方法
赤ニキビを治すためにはまず大切なのが「触らない」こと。触ることで菌が繁殖するとニキビは悪化し治りにくくなってしまいsます。
積極的に赤ニキビを改善するためには、殺菌力のあるニキビ専用の治療薬を使うのかオススメです。抗炎症作用のある塗り薬を使用すると、ニキビ跡予防にも効果的です。油分によりニキビを悪化させないため、赤ニキビの治療中はメイクやクリームなどの使用は控えるように気をつけましょう。
また注意したいのが、「洗顔」の仕方です。例えば、ゴシゴシ肌を擦ったり熱いお湯で洗うような洗顔方法では、肌が傷つき赤ニキビを悪化させてしまいます。さらに過剰な洗顔により、皮脂の角質が剥がれすぎてしまうと肌は皮脂を過剰に分泌し皮脂を守ろうとするため、ニキビを進行させる大きな原因にもなります。
なるべく洗浄力のマイルドな洗顔料を使ったり、朝はぬるま湯だけで洗顔する、よく泡立てて優しく洗うなど、正しい洗顔方法を行っていくことが大切です。
ニキビの炎症がなかなか治らない場合は、皮膚科を受診することも大切です。特に赤ニキビが多発したときには、抗生物質の内服が有効なケースもあるため、早めに診察を受け治療を行っていきましょう。