いつも同じところにニキビができてしまう原因は?
公開日:2015/05/28 / 最終更新日:2024/03/13
「治ったと思ったら、また同じところにニキビができてしまった…」
「肌の調子が悪くなると決まって同じところにニキビができる…」
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。ポツポツとあちこちにできる思春期ニキビと比べ、大人ニキビは同じところに繰り返しできることが多いものです。
そんな同じところにニキビができてしまう原因についてお話いたします。
ニキビが治ったところにニキビができやすい理由
ニキビの原因となるアクネ菌は、誰の肌にでも棲みついている「皮膚常在菌」の一種です。普段は特に肌に影響を及ぼすこともないのですが、皮脂や汚れの詰まった毛穴の中で増殖することにってニキビの炎症を引き起こします。
そもそもニキビができる場所というのは、皮脂の分泌が多くアクネ菌が増殖しやすい場所だといえます。
ニキビが治った後は毛穴が開いているため、皮脂の汚れが入り込みやすく、アクネ菌の好む環境になりやすいのです。
そして、一度ニキビができた場所は、炎症を起こしたことにより免疫力が低下していることも多いものです。そのため他の部分よりも刺激に弱く、炎症を起こしやすいのです。
やってませんか?ニキビを再発させる習慣
一度ニキビができた部分には、繰り返しニキビができやすく、それに加えて以下のような習慣がニキビを再発させる原因となってしまうことが多いようなので覚えておきましょう。
・洗顔後のすすぎ残し
洗顔料が肌に残ってしまうことが毛穴づまりの原因になることは意外と多いものです。そして洗顔のやり方というのは人によって癖があるため、すすぎ残しが起こりやすい部分というのも人によって決まってくるものです。フェイスラインや生え際、小鼻などに繰り返しニキビができる場合は、その部分のすすぎが不足していないかをチェックしてみましょう。
・ニキビ跡に過剰にメイクする
治りかけたニキビやニキビ跡の赤みを隠すためにコンシーラーやファンデーションを繰り返し塗るために何度も指で触れると、それが刺激となってさらなる炎症を引き起こしやすくなります。ニキビ跡をメイクでカバーする際には、できるだけ刺激を避けて一度塗りにとどめるようにしましょう。
・肌に触れるものを洗っていない
ファンデーション用のスポンジやフェイスブラシ、布団カバーや枕カバーなど、肌に直接触れるものを洗わずに使い続けているとダニや雑菌が繁殖してしまいます。それが肌に触れることでニキビにつながります。肌に触れるものはこまめに洗って清潔を保つように心がけましょう。
ニキビが治ったと思っても肌はまだまだ弱っている状態ですので、刺激を避けて優しくケアしてニキビの再発を防ぎましょう。