素足に自信ありますか?足におこりやすい肌トラブル
公開日:2015/05/21 / 最終更新日:2024/03/13
これから夏に向けて足元もミュールやサンダルなど素肌を露出する靴を履く機会がどんどん増える季節ねすね。
こうした素足の露出が増える時期になると気になってくるのが足のお肌の状態です。寒い時期はあまり露出しないので見落としがちですが、足の肌はトラブルが起こりやすいところです。
今回は足におこりやすい肌トラブルの種類や原因などについてお伝えします。
足の肌におこりやすいトラブル
身体の一番下にあって常に体重を支えるのが足です。
デザイン重視の窮屈な靴を長時間履くことで圧迫されたり、ストッキングなどで蒸れた状態が続いたりと足のお肌は過酷な環境にさらされやすい部分です。
肌は刺激を受けることで、角質が厚くなったり・乾燥したりといったトラブルが起こりやすいのです。そのため足の肌には様々な肌トラブルが見られます。そんな足の肌に現れるトラブルと原因などをご紹介します。
・タコ
足の裏や指の角質層が厚く盛り上がり硬くなった状態のことをいいます。同じ部分に繰り返し圧迫や摩擦が加わることで皮膚の防衛反応が働き、角質が厚くなるのが原因です。
・ウオノメ
角質が厚くなりタコの状態になったところに、さらに圧迫が加わり続けることで角質に芯ができ、魚の目のように見えるのがウオノメです。通常、タコは痛みをともないませんがウオノメは芯が皮膚の内側に向かい、神経を刺激するため触れると痛みを感じます。
・かかとの角化症
乾燥や外的刺激を受けることによってかかとがカチコチに硬くなり、ひび割れてしまうのが角化症です。かかとの角質はもともと他の部分より厚みがありますが、さらに厚く硬くなり乾燥が進みやすくなる状態です。薬で治療することが可能なので、自分でケアしても常に硬い状態が続く場合は、皮膚科を受診することをオススメします。
・水虫
白癬菌という病原菌に感染することで起こるのが水虫です。足以外の皮膚が感染することもありますが、高温多湿で蒸れやすい足の皮膚は、水虫に感染しやすい部分です。じゅくじゅくとただれたり、皮がむけたり水泡ができたりといった様々な状態があります。一般的にかゆみを伴いますが、角質が厚くなりかゆみを伴わない状態の場合もあるため注意が必要です。
ご自身で定期的に角質ケアなどを行うことも大切ですが、症状が改善しない場合や悪化していると感じた場合には、皮膚科で適切な治療を受けることが大切です。夏本番の前にご自身の足の肌状態をチェックしてみてくださいね。