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花粉の刺激に負けない!元気な肌をつくる食材

公開日:2015/03/25 / 最終更新日:2024/03/13

城野 親徳城野 親徳総院長

花粉の刺激に負けない!元気な肌をつくる食材

今年もそろそろスギ花粉が飛散し始めるシーズンですね目や鼻のかゆみや発熱など、花粉症の症状がない方でも、花粉が舞う季節には肌が敏感になって肌荒れなどトラブルを起こしやすいものです。

花粉という外部刺激に負けないためには、きちんと栄養を摂って肌を正常で元気な状態にしておくことが大切です。
美容皮膚科「シロノクリニック大阪」美容・健康マニアが丈夫な肌を作るための食材のポイントをお伝えします。

花粉が肌トラブルを起こす原因は?

外部の刺激に影響を受けやすい「敏感肌」は、肌のバリア機能が低下した状態です。肌のバリア機能を担っているのは、肌表面の「角質層」ですが、ターンオーバーの乱れや乾燥などによってうまく機能しなくなってしまう場合があります。
この状態の肌は、花粉など外部からの刺激に影響を受けやすくなり、かゆみや肌荒れなどの状態が現れやすくなるのです。

丈夫な肌を作るための栄養素と食材

バリア機能がしっかりと働く丈夫な肌を育てるためには、肌の健康を保つために必要な栄養素を食事からしっかりと摂ることが大切です。

・ビタミンA(βカロテン)
肌や粘膜を守り、ターンオーバーを正常に保つためには、卵やレバーなどに含まれるビタミンAが役立ちます。緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるため、緑黄色野菜を多くとることをオススメします。

・ビタミンC
コラーゲンの生成を促すビタミンCも、肌を丈夫にするために欠かせません。ビタミンCは果物やイモ類に多く含まれます。

・タンパク質
肌の細胞のもとになるタンパク質をしっかり摂ることも大切です。肉や魚、乳製品、大豆や大豆製品などで良質なたんぱく質をきちんと摂るようにしましょう。

・セラミド
肌の乾燥は、バリア機能の低下を進行させる原因になります。角質層の細胞間脂質の主成分となるセラミドを増やすことも丈夫な肌作りに役立ちます。セラミドはこんにゃくやひじき、わかめ、ごぼうなどに多く含まれています。

健康な肌を育てるには、外側からのスキンケアも大切ですが、食事や生活習慣による内側からのケアも大切です。肌に良い食事を心がけましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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