飲み会が続いて太りそう…… 太りにくいお酒の飲み方
公開日:2020/03/27 / 最終更新日:2022/02/01
春先は何かと飲み会が増える時期です。「ダイエット中だから飲むのを我慢しないと」などと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、太りにくいお酒の飲み方を心掛ければ、ダイエット中の方も花見などの酒の席を存分に楽しむことができます。
ここでは、太りにくいお酒の飲み方のポイントをご紹介します。
■お酒はなぜ太るのか?
「お酒のカロリーは脂肪にならないから太らない」といわれることがあります。とはいえ、お酒を飲んでも太らない訳ではありません。
お酒を飲んだ後は、アルコールを分解するのにエネルギーや酵素が使われるため、代謝が落ちて太りやすい状態になるのです。その結果、一緒に食べたおつまみの脂質などがそのまま脂肪として残ってしまうため、お酒を飲むと太りやすくなってしまいます。
■太りにくいお酒の飲み方
では、どのような点に意識すれば、お酒を飲んでも太りづらくなるのでしょうか。
・水をたっぷり飲む
お酒を飲む前後には、水も飲むようにしましょう。水分はアルコールを分解するのに必要なうえ、水を飲むことでお酒の摂取量を抑えることができます。アルコールが吸収されづらくなる乳製品を摂っておくのもお勧めです。
・糖質の低いお酒を飲む
お酒は種類によって糖質含有量に差があります。糖質を摂り過ぎると血糖値が上昇し太りやすくなるので、糖質の少ないお酒を飲むようにすると良いでしょう。同時に、お酒を割る飲み物も無糖のものを選ぶ必要があります。
【糖質が多いお酒】
ビール、日本酒、梅酒、マッコリ、リキュールなど
【糖質が少ないお酒】
ウイスキー、焼酎、ウォッカ、ジン、赤ワインなど
ウイスキーをはじめとした蒸留酒は糖質こそ少ないですが、アルコール度数やカロリーは高いことが多いため飲む量には注意が必要です。
・糖質や脂質の少ないおつまみを選ぶ
お酒に合うおつまみは、糖質や脂質が多く含まれているものが多いです。揚げ物や味の濃いチーズなどはなるべく避け、サラダや海藻類を選ぶようにしましょう。
枝豆など、アルコールの分解を助ける働きをするおつまみもお勧めです。
・飲み過ぎにも注意
当然ですが、飲み過ぎにも注意しなければいけません。短時間で多くのお酒を飲んだり、空腹なのにお酒を飲んだりするのは、体に大きな負担がかかるのでやめましょう。
お酒は種類や飲み方、一緒に食べるおつまみなどに注意すれば、ダイエット中などでも我慢する必要はありません。飲み過ぎには気をつけて、美味しくお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。