目元の「クマ」と「たるみ」がセットに……この原因と対策方法は?
公開日:2019/12/10 / 最終更新日:2020/05/26
目元は顔の第一印象を決める、重要なパーツです。しかし目元は皮膚が薄く、老化が現れやすい場所。油断していると、いつの間にか目の下の「クマ」と「たるみ」が一体化してしまうことがあります。クマとたるみがセットになる原因を、対策方法と一緒にご紹介します。
目の下にクマとたるみが同時にできる原因とは
皮膚や筋肉の衰え
目の下にクマとたるみが同時に現れるのは、その部分の皮膚と筋肉が衰えているせいだと考えられます。皮膚の弾力が低下し目の周りにある眼輪筋という筋肉が衰えると、眼球周りにある眼窩脂肪が支えきれなくなり、クマとたるみが目立ってしまうのです。
たるみが原因で生じるクマは「黒クマ」とも呼ばれていて、指で皮膚を持ち上げると目立たなくなります。これは皮膚がピンと張ることで、たるみによる影が一時的に消えるため。コンシーラーでは隠れない厄介なクマですので、目立つ前の対策が必要です。
目元のクマ・たるみの対策方法
目元専用の美容液で皮膚の乾燥を防ぐ
目元の皮膚が乾燥すると、ハリがなくなってクマやたるみが生じやすくなります。目元にうるおいとハリを与える専用の美容液を用いて、印象の改善につなげましょう。エイジングサインに効率よく作用する、ドクターシーラボの『スピードアイリフト』や『4Dボトリウム エンリッチリフト』などがお勧めです。
目の疲れをツボ押し・マッサージで改善する
デスクワークやスマホの操作などで目を酷使すると、血行が悪くなって皮膚や筋肉の衰えにつながります。ツボ押しやマッサージを駆使して、こまめに目の疲れを取り除くようにしましょう。疲れを感じる前に休憩する、遠くを見る、目元をホットタオルで温めるなどの対策も効果的です。
■目の疲れ・クマの解消に効果的なマッサージ方法
①耳の周りや側頭部を、指の腹や握りこぶしで十分にほぐす
② 目頭、涙袋の中央から1cm下、目尻から1cm外側を、それぞれ指の腹で優しくプッシュする
※それぞれ左右同時に、3秒かけてゆっくり押し、3秒かけてゆっくり離します。
③ 耳の下から鎖骨に向かって手のひらをスライドさせ、最後に鎖骨の上のくぼみを強めにプッシュする
眼輪筋を鍛える
目の周りに張り巡らされている眼輪筋を鍛えることで、皮膚や脂肪によるたるみを防ぐことができます。普段はあまり使わない部分ですので、意識的に動かして若々しい目元につなげましょう。
■眼輪筋を鍛えるエクササイズ
・ まぶしいものを見るイメージで、目を細めて10秒キープする
※下まぶたを上げることがポイント!
目の下のクマやたるみが深刻化している場合は、セルフケアではなかなか改善できません。その場合は、ヒアルロン酸やコラーゲン注入などの治療が有効です。お悩みの方は、当院にお気軽にご相談ください。