冬こそニキビができやすい? 意外な原因と対策方法とは
公開日:2019/12/10 / 最終更新日:2020/05/26
ニキビというと、皮脂分泌が活発な夏に多くできるイメージがありますよね。しかしその一方で、「冬になるとニキビが増える」と悩んでいる方も意外と多くいらっしゃいます。冬に増えるニキビにはどのような原因が絡んでいるのか、キレイな肌に整える対策方法と一緒にご紹介します。
冬にニキビが増える原因とは
乾燥
冬は湿度が低下し、肌も乾燥しやすいシーズンです。実はその乾燥こそが、ニキビの原因になります。肌の水分量が少なくなるとターンオーバーが乱れ、古い角質が肌表面に残るようになります。その角質が毛穴を塞ぐことで、皮脂が詰まってしまうのです。
血行不良
冬に起こりがちな血行不良も、ニキビの一因になることがあります。体が冷えて血行が悪くなると、皮膚の代謝に欠かせない栄養や酸素が行き渡りにくくなります。その結果、水分を保持する機能が低下したりして、ニキビへとつながってしまうのです。
冬ニキビの対策方法
まずは洗いすぎない
洗浄力の強い洗顔料を使っていたり肌をゴシゴシと強く洗っていたりすると、皮脂が必要以上に洗い流されて乾燥してしまいます。汚れを落としながらも、うるおいは残す洗顔料を用いて、肌をこすらず優しく洗い上げることが大切です。
また、洗顔は多くても朝晩の1日2回まで。熱いお湯は避けて、35℃程度のぬるま湯を使うことも意識しましょう。
保湿重視のスキンケアを
ニキビができやすいと保湿を避けてしまいがちですが、冬にニキビができやすいなら、乾燥を防ぐケアが必要です。夏にさっぱり系のスキンケアアイテムを使っていた方も、冬になったら高保湿アイテムにシフトしましょう。冬は肌が冷えていて化粧品が浸透しにくいので、手のひらの体温で温めながらなじませることがポイントです。
体を温める
寒い冬は、油断するとすぐに血行が悪くなります。防寒重視の服装を心がけ、冷えを感じたらホットドリンクやストレッチなどで体を温めましょう。筋肉をつけると体が冷えにくくなりますので、スクワットなどの筋トレを取り入れてみてもいいかもしれません。
加湿器を利用する
空気がカラカラに乾いていると、いくら保湿をしてもすぐに肌も乾燥してしまいます。乾燥した部屋には加湿器を置き、室内にもうるおいを与えましょう。過度の加湿はカビが繁殖する原因になるので、湿度は60%前後をキープすることがポイントです。
冬のニキビに悩まされているのは、あなただけではありません。あまり悩みすぎずに、的確なスキンケアでゆっくり改善を目指していきましょう。