何回施術を受けるべき? タトゥー除去に必要なレーザー治療の回数とは
公開日:2019/04/02 / 最終更新日:2022/05/23
タトゥー除去にはレーザー治療が有効ですが、目立たなくするまでには施術を数回に分けて受ける必要があります。
具体的には、どれくらいの回数が必要なのでしょうか。理由とあわせてご紹介します。
タトゥー除去に必要なレーザー治療の回数は?
・少なくとも3回以上
タトゥーを除去するためには、レーザー治療を少なくとも3回は受ける必要があります。その理由は、一度の施術ですべてのタトゥーを消せるわけではないためです。
そもそもレーザー治療では、色素に反応するレーザーを照射することでタトゥーの色素を破壊し、体外への排出を促します。しかし一度で破壊・排出できる色素の量には限界があります。きちんと色素を破壊・排出するためには、少なくとも3回以上の施術が必要になるのです。
・期間は短くても半年~1年
タトゥー除去のレーザー治療が完了するまでは、短くても半年から1年ほどかかります。なぜなら、レーザーを照射すると患部の皮膚は火傷を負うため。次の施術はその傷が完全に癒えてからでないと行えません。
つまり、一度レーザー治療を受けたら、2~3か月ほど待ってから次の施術を行うという流れになります。施術回数が合計3回の場合、半年以上かかる計算になります。
レーザー治療のダウンタイムはどれくらい?
タトゥー除去におけるレーザー治療のダウンタイムは、およそ1~2週間です。皮膚を切り取ってタトゥーを除去する切除術や削皮術、皮膚を移植する植皮術よりは、ダウンタイムがかなり短いと言えます。
ただしダウンタイムは、あくまでも火傷や赤み、腫れなどが続く期間のこと。ダウンタイムの後すぐに次の施術が受けられるわけではないので、注意しましょう。
レーザー治療はタトゥーを「薄くする」施術
タトゥー除去に有効なレーザー治療ですが、残念ながらタトゥーを完全に消せるわけではありません。跡形もなく「消す」ことは難しく、あくまでも「薄くする」施術なのです。もちろん目立たなくすることは可能なのですが、切除術や植皮術よりはタトゥーが薄く残ることがあります。
なお、切除術や植皮術はダウンタイムが長く、傷跡が残るリスクもありますから、どちらが良いとはいい切れません。
このことも十分に理解したうえで、施術を受けることが大切です。
以上、タトゥー除去に必要なレーザー治療の回数についてお伝えしました。
タトゥー除去にかかる施術回数や期間は、タトゥーの大きさや色の濃さ、色素が入っている深さによって個人差があります。
詳しい回数や期間が知りたい方は、お気軽にご相談ください。