洗い方で肌は変わる! 敏感肌トラブルを防ぐ洗顔のポイント
公開日:2019/11/05 / 最終更新日:2020/06/18
敏感肌にお悩みの皆さん、「しっかり保湿しているのに、肌が乾燥してピリピリする……」と困り果てていませんか? もしかしたらその肌トラブルは、間違った洗顔やクレンジングが原因かもしれません。
洗顔方法を間違えていると、どんなに保湿しても肌のうるおいが補えきれず、敏感肌特有のトラブルを招くことがあるのです。赤みやかゆみなどの不快症状を少しでも和らげるために、敏感肌に適した洗顔方法を再確認してみましょう。
敏感肌を守る洗顔のポイント
敏感肌向けの洗顔料やクレンジング料を使う
市販されている洗顔料やクレンジング料には、さまざまな種類があります。脂性肌や男性向けのアイテムだと洗浄力が強すぎて、敏感肌が悪化する原因になることも。できるだけ肌にやさしく、うるおいを逃さないタイプの洗顔料やクレンジング料を使うようにしましょう。敏感肌もしくは乾燥肌向けのアイテムを選ぶことがポイントです。
洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔料を泡立てずに使うと、肌に刺激が加わりやすくなるうえに、洗浄成分がムラになって汚れ落ちが悪くなります。適量の洗顔料を手にとったら、ぬるま湯を少しずつ加えながらしっかり泡立てましょう。泡の量は、片方の手のひら一杯分程度が適切です。
肌をこすらずやさしく洗う
肌をこすると表面の角質層が傷つき、バリア機能が低下してしまいます。敏感肌はもともとバリア機能が弱まっていますから、それ以上の悪化を招かないために、肌をこすらずやさしく洗いましょう。洗顔料の泡をクッションにしながら、指が顔に触れないように動かすと、肌を傷つけずに汚れだけを落とすことができます。
クレンジングに時間をかけない
メイクをした日は、必ずクレンジングでメイクを落とすことが大切です。しかし、クレンジング料を肌に長く乗せていると、皮脂などのうるおい成分が必要以上に奪われてしまいます。肌をこすらず丁寧にメイクを落としながらも、時間はかけずになるべく早めにすすぎましょう。クレンジング料を肌に乗せている時間は、1分以内に留めることをお勧めします。
熱いお湯を使わない
洗顔やクレンジングのときに熱いお湯を使うと、これまたうるおい成分が流されて乾燥を招いてしまいます。そもそも敏感肌の主な原因は、肌の乾燥です。肌のうるおいを守るために、32~35度のぬるま湯を使うようにしましょう。「ほんの少し冷たい」と思う程度の水で洗うことがポイントです。
最後にすすぎ残しがないかチェックを
髪の生え際やフェイスラインは、洗顔料やクレンジング料が残りやすい部分です。残っていると肌トラブルの原因になりますから、最後に鏡を見てチェックする習慣をつけましょう。
やさしい洗顔で敏感肌をいたわりましょう
今回は敏感肌のトラブルを防ぐ洗顔のポイントをご紹介しました。いずれも基本的なことですが、朝の急いでいるときや夜の眠たいときは忘れがちになってしまうもの。一つひとつ丁寧に守って、トラブルのない健やかな肌を目指しましょう。