シミ・シワ・たるみも防ぐ!? コーヒーのエイジングケア効果とは
公開日:2019/10/28 / 最終更新日:2019/10/28
香り高く奥深い味わいが楽しめるコーヒーは、健康効果があることでも知られています。さらに近年では、抗酸化作用による肌への好影響も期待されています。私たちに馴染み深いコーヒーが肌にどのような影響を与えるのか、キレイになるためのヒントをご紹介します。
コーヒーがエイジングケアに効果的って本当?
コーヒーにはポリフェノールの1種である「クロロゲン酸」が含まれています。クロロゲン酸には強力な抗酸化作用があり、肌や体のエイジングケアにも効果的です。体内に発生した活性酸素の働きを防ぐことで、肌や血管を若々しく保つ効果が期待できるのです。
またダイエット効果があることで知られるカフェインも、美肌作りに一役買ってくれます。では、クロロゲン酸やカフェインが肌に与える影響を詳しく見ていきましょう。
コーヒーが肌に与えるエイジングケア効果
メラニンの生成を抑える
シミや色素沈着の元となるメラニンは、活性酸素が引き金となって作られます。肌が紫外線などの刺激を受けると体内に活性酸素が大量に発生し、メラニンの生成を促してしまうのです。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸はそのような活性酸素の働きを抑えるため、シミの予防に役立つと考えられています。シミを効率よく防ぎたい方は、毎日のUVケアとあわせて1日2杯のコーヒーを習慣にすると良いでしょう。
シワやたるみを防ぐ
クロロゲン酸には血管内皮機能を改善し、血管を若々しく保つ作用もあります。血管が健康になれば、血流がアップして全身に栄養が行き渡るように。その結果、肌のターンオーバーが促進され、シワやたるみなどを防ぐ効果が期待できるのです。
また、コーヒーに含まれているカフェインも血管を収縮させ、血流を活発化させるといわれています。肌のハリやツヤを保ちたい方にも、コーヒーはお勧めです。
肌荒れ・ニキビを防ぐ
女性に多い便秘は、肌荒れやニキビなどの原因にもなってしまいます。実はそのような便秘の解消にも、コーヒーが効果的です。カフェインには胃腸の動きを活発にする作用があるため、便の排出をサポートしてくれます。また、クロロゲン酸の抗酸化作用によって皮脂の酸化が抑制されることも、肌荒れやニキビの予防につながると考えられています。
以上のように、コーヒーには肌に嬉しいエイジングケア効果があります。ただしカフェインには覚醒作用があるため、過剰摂取は禁物です。コーヒーは多くても1日3杯まで、寝る前の摂取は控えてください。肌や健康のために、上手に取り入れてみましょう。