愛情ホルモンオキシトシンで美と若さを取り戻す方法
公開日:2019/10/24 / 最終更新日:2019/10/25
食生活に気をつけスキンケアを頑張っていても、肌の調子が思わしくない、年齢には勝てないと感じている方が少なくありません。頑張ってケアを続けているのに効果が出ないと、心が折れそうになることもあるでしょう。
それらの原因は「オキシトシン」不足にあるかもしれません。今回はオキシトシンの効果と、オキシトシンの分泌を増やす方法をお届けします。
■オキシトシンの分泌で肌も美しく、体重は適正に
オキシトシンとは、出産や授乳の際に必要となるホルモンの一種です。オキシトシンが多く分泌されると、子宮が収縮し陣痛が促進されます。また、オキシトシンが分泌されることで、母乳も多く分泌されます。
このことから、オキシトシンは子どもを産み育てることに関係するホルモンと考えられがちですが、実は美肌やダイエットにも深い関係があるホルモンなのです。
オキシトシンは肌の幹細胞を活性化し、ターンオーバーを活性化する働きがあります。オキシトシンが多く分泌されると、常にターンオーバーが活発な状態となり、シミやシワなどの肌トラブルが起きづらくなるのです。
さらにオキシトシンには、増えすぎた体重を適正な状態に戻す働きがあることもわかっています。
つまりオキシトシンが分泌されるだけで、肌がキレイになり、適正体重になるということなのです。
■オキシトシンの分泌アップはスキンシップから
オキシトシンは、今のところ体外から摂取してもすぐに排出されてしまい効果がないと言われています。そのため、自分で分泌量を増やす必要があります。
オキシトシンは「愛情ホルモン」と言われており、人と人とのスキンシップによって分泌されます。
パートナーがいるのであれば、パートナーとのスキンシップが最適ですが、子どもや友達とのハグでもオキシトシンは分泌されます。ハグできる相手が周りにいないのであれば、哺乳類との触れ合いでも大丈夫です。
スキンシップが無理な状態であれば、可愛い動物の写真を見たり、アロマを嗅いだりするだけでも効果的です。
■オキシトシンを分泌アップさせよう
オキシトシンが分泌されるだけで、肌がキレイになり太りづらい体質にもなるので、日頃からスキンシップを大切にしましょう。小さいうちから抱っこされているとオキシトシンが多く分泌されやすくなるので、小さなお子さまがいる方はご自身のオキシトシンの分泌だけでなく、お子さまのオキシトシンの分泌を活性化させるためにも、何度も抱っこしてあげるといいでしょう。
スキンシップが恥ずかしいという方は、カラオケなどで自分を解放するだけでも、オキシトシンの分泌は盛んになります。
ぜひ、日常生活にオキシトシン分泌アップのための行動を取り入れてみましょう。