花粉症の方は要注意! マスクが原因でニキビができるメカニズムとは?
公開日:2019/03/19 / 最終更新日:2022/05/23
春は花粉症シーズンのため、「マスクが手放せない!」という女性も多いでしょう。しかしそのマスクが、ニキビを作る原因になってしまうことがあるといわれています。
春になってからニキビを増やさないために、対策方法をしっかりチェックしておきましょう。
マスクでニキビができる原因・メカニズムとは?
・マスク内の蒸れが雑菌を繁殖させる
マスクを着用した状態で呼吸をすると、マスク内の湿度が上がります。この際に生じるマスクの内側の蒸れがアクネ菌などの雑菌を繁殖させ、ニキビや肌荒れなどを引き起こすことがあります。
・マスクによる摩擦の刺激が肌のバリア機能を低下させる
マスクを着用していると、どうしても肌を擦るような刺激が加わり、角質層にダメージが与えられます。この影響で肌のバリア機能が低下し、ニキビや肌荒れが発生しやすくなります。
ニキビを防ぐマスクの使用方法
・使い捨てマスクを使用し、こまめに交換する
何日も同じマスクを使ったり、汚れがついた不衛生なマスクを着用したりしていると、ニキビができやすくなってしまいます。マスクは使い捨てのものを使用し、さらにこまめに交換するようにしましょう。1日中マスクを使用する場合は、朝・昼・晩と、3回ほど交換することをお勧めします。
・少し大きめのマスクを使用する
小さいマスクは肌との接触面積が大きいため、肌に不要な刺激を与えてしまいます。できれば少しゆとりのある、大きめのマスクを使用しましょう。ただしすき間があると花粉が入ってきてしまうので、フィット感はありつつも、窮屈じゃないマスクを選ぶことが大切です。
・ガーゼを挟む
最近では、使い捨てマスクでも肌触りの良いものがたくさん販売されています。しかし、肌質は一人一人違いますから、なかなか肌に合ったマスクが見つからないということも。そんなときは、マスクと肌との間に綿100%のガーゼを挟んでみましょう。柔らかいガーゼを挟むことで、肌への刺激を減らすことができますよ。ただしこのガーゼも、清潔なものを数枚用意してこまめに交換しましょう。
・肌の保湿を忘れずに
いくら清潔で肌に合ったマスクを使用していても、肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、肌トラブルを起こしやすくなります。日々のスキンケアでは化粧水をつけたあとに乳液やクリームなどでしっかり保湿ケアをし、外部刺激に負けない肌に整えましょう。
つらい花粉症の症状を少しでも防ぐためには、マスクが必需品です。しかし、花粉症対策と引き換えにニキビが起こるのは避けたいですよね。ニキビを防ぐためにもマスクと上手に付き合って、健やかな肌を作っていきましょう。