ニキビは治ったのに……「赤いニキビ跡」ができる原因と改善方法
公開日:2019/10/15 / 最終更新日:2022/02/01
「ニキビは治ったのに、なぜか赤みが消えない……」と悩んでいませんか? 肌が赤いままだとメイクをしても上手く隠れず、鏡を見るたびに憂鬱になりますよね。そのような赤いニキビ跡ができる原因を、改善方法とあわせてご紹介します。
赤いニキビ跡ができる原因とは
赤いニキビ跡ができるのは、ニキビの炎症が肌の内部にまだ残っているからです。肌の表面上は治っているように見えても、炎症を起こした細胞はまだわずかに残っています。また、炎症で傷ついた組織を修復するために血管が開き、血液がその部分に集中しています。その影響で肌が赤く見えてしまうのです。
赤いニキビ跡を改善する方法
ビタミンC誘導体配合の化粧品を使う
ニキビ跡にはさまざまな種類がありますが、赤いニキビ跡は比較的セルフケアで改善しやすいといわれています。刺激の少ないスキンケアと規則正しい生活を送っていれば、肌のターンオーバーとともに赤いニキビ跡も徐々に改善されていきます。
ただ、「少しでも早く治したい」というのであれば、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使うと良いでしょう。ビタミンC誘導体には炎症を抑える効果やターンオーバーを促進する効果があるため、赤いニキビ跡の改善に有効です。
紫外線対策をする
赤いニキビ跡に紫外線を浴びると、残っている炎症が悪化して改善が遅れる恐れがあります。日焼け止めを塗るとともに、UVカット効果のある日傘や帽子などを使って、紫外線をブロックするようにしましょう。炎症が残る肌はバリア機能が低下している可能性があるので、ドクターシーラボの『マイルドUV』などの低刺激の日焼け止めを使うことがポイントです。
ビタミンを摂取する
ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどには肌の代謝を促進する作用があり、赤いニキビ跡の改善に効果的です。これらのビタミン類を含む野菜、大豆製品、肉、魚、卵、乳製品、ナッツ類などをバランス良く食べて、体の内側からニキビ跡にアプローチしましょう。ドクターシーラボの『VC6000マルチビタミン』など、サプリメントの併用もお勧めです。
ピーリングを行う
赤いニキビ跡の改善には、肌のターンオーバーを促進するピーリングも有効です。しかし、刺激の強いピーリング剤を使用すると、かえって症状が悪化することがあります。美容皮膚科で肌質に合ったピーリングを行うことをお勧めします。
赤いニキビ跡はクレーターや色素沈着によるニキビ跡に比べると、改善しやすい症状です。赤みが目立っていてもあまり悩みすぎずに、刺激を与えないスキンケアと栄養を補うインナーケアで改善を目指しましょう。