目立つ傷跡を消すには
公開日:2016/05/12 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 目立つ傷跡
- 傷跡ができる原因
- 傷跡の種類よって治療方法が異なる?
- 傷跡治療後の対処
目立つ傷跡
怪我や火傷の傷跡、手術後の縫合跡など、皮膚に跡が残ってしまうことがあります。目立たない場所にできれば気にならないという人もいますが、顔や手など目立つ部位にできてしまった時には大きなコンプレックスになることもあるでしょう。
また、そこまで大きな怪我でなくとも、加齢と共に皮膚の再生力が弱まり、ちょっとした傷が治りにくくなりますので、40代や50代の人で悩んでいるケースもあります。
傷跡ができる原因
そもそも私達の皮膚は常に進化し新しい細胞を生み出していますので、小さな傷であれば、自然と治るようにできています。ただし深い刺し傷や切り傷を負ってしまうと、その再生能力が追いつかずに傷跡が残ってしまいます。また、浅い傷であっても、治療が遅れたり傷口に紫外線があたってしまうと跡が残りやすくなります。
通常、傷を負ってから6時間以上放置すると傷跡が残りやすいと言われていますので、早期の対応が大切です。
傷跡の種類よって治療方法が異なる?
傷跡の治療に関しては、傷のタイプよって治療方法が異なります。外科手術の切開でできた傷なのか、切り傷や火傷によるものなのかなど、キズの種類は様々ですので、適切に治療方法を選択することが必要です。
治療方法もいくつかあります。傷の部分を縫い合わせることで傷口を隠す「縫合治療」や、皮膚用のホチキス(ステイプラ)を利用して固定する治療法、それに皮膚用テープや表面接着剤を利用して傷を固定する治療法や、レーザー治療など、本当に様々あります。それぞれ麻酔が必要になったり、費用が掛かったりと、メリットデメリットがありますので、自分に合っているものはどれなのか、よく考慮して治療方法を選びましょう。
傷跡治療後の対処
傷跡治療は、治療方法の選択だけでなく、治療後の対処も大切です。治療部分をかいたりこすったりすることはもちろん、傷口を濡らさないこと、激しい運動をしないことも意識しなければいけません。
また、傷口の治療は、1日や2日で終わるものではありませんので、早めに治すためにも、適切な治療方法を選び、治療後のケアも忘れない様にしましょう。