手・腕のタトゥー除去方法
公開日:2016/06/10 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 手・腕にある恋人との絆の証、のちに厄介者になることも?!
- 手・腕のタトゥーを取る3つの方法
- 手、指のタトゥー除去は慎重に
- 腕の大きなタトゥー除去は「治療後」が大変
手・腕にある恋人との絆の証、のちに厄介者になることも?!
恋人同士でお互いのイニシャルをいれることも多い手や腕のタトゥー。
ですが、せっかく恋人との絆の証にいれたタトゥーが、破局で厄介者に一変してしまうケースも。そんな手や腕のタトゥーを消すには、大きく分けて3つの治療方法があります。
手・腕のタトゥーを取る3つの方法
1.切除法
タトゥーがある部分の皮膚を全て取り除いて、周囲の皮膚で縫い合わせる治療方法です。
皮膚を縫い合わせる治療法であるため、サイズの大きいタトゥーや、手の甲など皮膚に余裕のない部位などは複数回に分けての施術が必要になります。
2. 皮膚移植(削皮法)
タトゥー部分の皮膚表面を薄くはがし、自分の皮膚や医療用の皮膚フィルムで覆う治療方法です。比較的大きなタトゥーに向いている治療法ですが、皮膚フィルムの部分に跡が残ります。
3. レーザー治療
タトゥーの色素を分解しタトゥーを消し去る治療方法です。
黒色や濃い茶色・濃い青色部分のタトゥーに極めて有効なため、黒字のイニシャルや黒系のデザインのタトゥーにより効果を発揮します。手、指のタトゥー除去は慎重に手や指は神経や血管が多く通い、頻繁に動かす部位です。その上、手や指の皮膚はほかの部位に比べても比較的薄いので、手術後に痛みを感じやすい部分でもあります。
タトゥーの位置によっては、腱や神経のそばにメスを入れることもあり、後遺症のリスクを伴う可能性もあります。また特に手の甲は、指の曲げ伸ばしをする伸筋腱を傷つけ、指の動作に支障をきたしてしまうことも。
これらの理由から、手や指はタトゥーの除去には安全性が高く後遺症のリスクの少ないレーザー治療が優先されています。
腕の大きなタトゥー除去は「治療後」が大変
タトゥー治療の約半数が、腕や二の腕のタトゥー除去といわれています。この部位には、広範囲にタトゥーが入っていることが多いため、外科的な手術を行うケースが多いです。
大きいタトゥーの除去は、数回に分けて手術が行われます。手術に伴い、痛みも感じるため、治療の途中で断念してしまう人もいます。
治療をきちんと終了させるためにも、美容外科でカウンセリングを受けてみることがおすすめです。
タトゥーの除去を考えている方は、自分のタトゥー適した治療法、施術の回数、痛みの感じ方や体質など、美容外科に相談してみてはいかがでしょうか。