女性の脱毛症とストレスの関係
公開日:2016/06/21 / 最終更新日:2020/12/23
この記事の目次
- ストレスは髪にも影響を与えます
- ストレスが髪に与える影響とは?
- 脱毛症を改善するためには、ストレスをためない工夫をしましょう
ストレスは髪にも影響を与えます
ストレスは身体の様々なバランスを崩す原因です。その影響は髪にも表れます。抜け毛が多くなり、進行すると薄毛や脱毛症といった症状を引き起こします。ストレス性の薄毛や脱毛症で難しい点は、脱毛症自体が新たなストレスとなり、状況がなかなか改善しない場合があることです。ストレスが髪に与える影響を知り、うまくストレスを発散させる方法を身に付けましょう。
ストレスが髪に与える影響とは?
ストレスが髪に与える影響は主に以下の3つです。
・亜鉛不足
亜鉛は髪の細胞分裂を促進させ、健康な髪の発育に必要な栄養素です。ストレスを感じると人間は亜鉛を多く消費するため、亜鉛不足の状態に陥り髪の成長を妨げます。
・自律神経の乱れによる栄養不足
強いストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、血流が悪くなります。そのため髪に必要な栄養分が十分に供給されない可能性があります。
・女性ホルモン分泌の減少
ストレスは女性ホルモンの分泌を減少させることがあります。ホルモンバランスが崩れ男性ホルモンの分泌が多くなると、薄毛や抜け毛を進行させることにつながります。
脱毛症を改善するためには、ストレスをためない工夫をしましょう
ストレスによる脱毛症を防ぐには、ストレスをためない工夫や上手にストレスを発散することが効果的です。
適度な運動や十分な入浴時間の確保を心掛けることでストレスを軽減することができます。また休日には旅行やカラオケ、友人とのおしゃべりでストレスを発散させましょう。
抜け毛が気になり始めたという人は、育毛剤を使って頭皮のマッサージを行いましょう。何もせずに不安に思っているよりも、対策を行う方が心理的に安心することもあります。
強いストレスを感じている場合は、なかなか自分ひとりでは対処しきれません。脱毛症などは、身体が助けを求めているサインととらえて、ストレスの原因を見直したり、専門医に助けを求めることも必要です。