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家庭用脱毛機の安全性と注意点

公開日:2016/07/27 / 最終更新日:2020/12/23

城野 親徳城野 親徳総院長

家庭用脱毛機の安全性と注意点

この記事の目次

  • 家庭用脱毛機に危険はないの ?
  • 家庭用脱毛機を安全に使うポイント
  • 家庭用脱毛機を使う際には光に注意!
  • 家庭用脱毛機がNGなのはどんな場合?

家庭用脱毛機に危険はないの ?

「家庭用脱毛機」は、クリニックやエステ等に足を運ばずに手軽にムダ毛の処理ができる美容家電のひとつです。今回は、家庭用脱毛機を安全に使うためのポイントをご紹介します。

家庭用脱毛機を安全に使うポイント

家庭用脱毛機は、クリニックやサロンで使用される機器よりも出力が弱くなるよう設計されているため、正しい方法で使用していれば安全に使うことができます。 しかし、肌質や体調によっては肌トラブルが生じる場合もあります。肌の乾燥が気になる時や、生理前など肌トラブルを起こしやすい時期には使用を控えるようにしましょう。

家庭用脱毛機を使う際には光に注意!

家庭用脱毛機の中でも、レーザーやフラッシュ方式の強い光には十分に注意しましょう。光が目にあたることにより視力障害が生じる恐れがあります。顔の脱毛を行う際には、サングラスを使用して目に光が入らない対策を取りましょう。 また、家庭用脱毛機の多くが毛の黒い色に反応させることで、毛を焼失させる仕組みをとっています。そのため、ほくろや日に焼けた肌に使用すると火傷のリスクが高まります。脱毛機を使用する際にはほくろを絆創膏でカバーしましょう。

家庭用脱毛機がNGなのはどんな場合?

妊娠中の方や高齢の方、幼年期のお子さんは、胎児や身体、成長にトラブルを起こす可能性があるため、家庭用脱毛機の使用を控えた方が良いとされています。

また、糖尿病などから発生する皮膚異常症患のある方や、ステロイドなどの薬剤を塗布・服用されている方、光過敏症を持っている方なども、照射部分の皮膚が変性してしまう可能性があるため使用を控えましょう。 さらにペースメーカーなど、医療機器を体内に埋め込んでいる方の場合にも、家庭用脱毛機が身体や機器にトラブルを起こすことがあるため、使用時には必ず主治医に相談、了承を得ることが必要です。

自宅で簡単に脱毛が行える家庭用脱毛機。正しい方法で使用して、美しさを手に入れましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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