ニキビ跡を治すために選びたい化粧水とは
公開日:2016/10/27 / 最終更新日:2022/05/27
この記事の目次
- ニキビ跡を治したい方は、化粧水選びに気を付けましょう
- ニキビ跡に良い化粧水のタイプとは?
- ニキビ跡のタイプに合わせた化粧水選びをしましょう
ニキビ跡を治したい方は、化粧水選びに気を付けましょう
顔や背中など、体のさまざまな部分に現れるニキビ跡。
ニキビ跡には「色素沈着」をはじめ、「赤み」や「凹凸」など様々な症状があり、ニキビ跡の状態によっては化粧でカバーしづらい場合もあります。
そのためセルフケアで、ニキビ跡を治すためには、症状に合わせた化粧水を選び、毎日のお手入れでケアを行うことが重要です。ニキビ跡に良い化粧水のタイプとは?
ニキビ用化粧水は、サリチル酸やカリウム等の成分を含み、お肌の水分と油分のバランスを保ちます。アクネ菌の栄養になってしまうオイルやアルコールの含有量は少ないことが特徴です。
ニキビ用化粧水の中にはさらに、特定の症状に効果の高い2つのタイプがあります。
・美白化粧水
ビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白成分が含まれます。使用する方の体質によっては、刺激が強い場合もあるため、肌の弱い方は注意が必要です。
・ピーリング化粧水
フルーツ酸のAHAやグリコール酸などのピーリング成分を含み、お肌のターンオーバーを促す働きがあります。過剰に使用してしまうと、健康なお肌の細胞まで傷つけてしまうため、使用頻度や使用量には注意が必要です。
これらの化粧水は、ニキビ跡の状態と合わせて正しく使用することで、より効果を発揮することができます。
ニキビ跡のタイプに合わせた化粧水選びをしましょう
様々な種類があるニキビ跡。今回は、「色素沈着」「赤み」「凹凸」のニキビ跡に有効な化粧水のタイプをご紹介します。
・色素沈着を起こしたニキビ跡
主にメラニンが原因で起こる色素沈着によるニキビ跡には「美白化粧水」が有効に働きます。毎日のUVケアも重要です。
・赤みのあるニキビ跡
赤みをもったニキビ跡は、炎症を起こしたニキビを治療しようと毛細血管が増殖した結果生じます。そのため、炎症が早期に治癒するよう、古い角質を取り除き、肌環境を整える「ピーリング化粧品」が最適です。
・凹凸があるニキビ跡
お肌の凹凸は、皮膚組織が破壊されてしまうことで起こります。ニキビ跡には死滅した皮膚細胞が残っているため、ピーリング化粧水で取り除きましょう。
再発を繰り返しているニキビや広い範囲のニキビ後、跡になってから期間が長い場合には、セルフケアで解消は困難です。頑固なニキビ跡の悩みは、専門家に相談しましょう。