老け顔はクマのせい? 目の下のゴルゴ線を解消するケア方法
公開日:2019/10/01 / 最終更新日:2019/10/15
クマのせいで顔が老けて見える、とお悩みの方。実はそのクマ、「ゴルゴ線」と呼ばれるものかもしれません。ゴルゴ線とは、目頭から頬の中心に向かって斜めに伸びるくぼみのことで、老けた印象を強くしてしまう厄介な線です。
ゴルゴ線ができる理由やクマとの違い、解消方法など、ゴルゴ線に関する情報をご紹介します。
■ゴルゴ線はなぜできるの?
ゴルゴ線ができてしまうのは、表情筋の衰え、肌や脂肪の弾力の低下が原因です。シワとは違い、顔の筋肉が衰えてもともと顔にある溝が見えるようになったものがゴルゴ線です。
ゴルゴ線は、加齢による筋肉の衰えや生まれつきの骨格によって現れやすくなります。また生活習慣もゴルゴ線の原因になることがあり、例えばスマートフォンやパソコンで目を酷使している人は、眼精疲労のため目の周りの筋肉がこわばって筋肉がたるみやすくなります。
猫背の人も、頬がたるみやすい姿勢になるため、注意が必要です。そのほかにも、タバコを吸う人や睡眠不足を感じている人なども、ゴルゴ線ができやすい人に当てはまります。
■ゴルゴ線とクマの違いは?
クマには大きく分けて3種類あります。色素沈着が原因の茶クマ、目の周りの皮膚が透けて毛細血管が見えている状態の青クマ、そしてたるみが原因の黒クマです。
このうちゴルゴ線と関係が深いのは黒クマです。黒クマも加齢による脂肪の萎縮や皮膚のたるみ、筋肉のゆるみなどが原因となります。
黒クマは目のすぐ下にできますが、ゴルゴ線は目頭から頬に沿って線が走ります。これがゴルゴ線とクマを見分けるポイントです。
■どうすればゴルゴ線を予防、解消できる?
ゴルゴ線は生活習慣によってできる可能性が高まるので、タバコや睡眠不足を避けるようにしましょう。またフェイスマッサージを行って目の周りや頬の筋肉をほぐしたり、肌の弾力を保つために保湿を心掛けたりすることも大切です。
ゴルゴ線に効く成分はアミノ酸やビタミンCです。アミノ酸のバランスがいい甘酒や鮭、ビタミンCを多くフルーツなどを摂るのがお勧めです。
また、 美容医療や美顔器などで解消するのもひとつの手です。美容医療の場合、レーザー治療や注入療法、肌の再生医療などがあります。
■肌や表情筋を衰えさせない対策を
ゴルゴ線は気になってきた段階できちんと対策を取れば、予防や改善が期待できます。肌の弾力低下が原因のひとつなので、乾燥しやすいこの季節、念入りに保湿するようにしましょう。
また、表情筋を衰えさせないためには、表情豊かでいることも大切です。日頃からよく笑って表情筋を動かしてください。ゴルゴ線の改善につながるだけでなく、気持ちも明るくなりますよ。