乾燥肌やたるみに効く! 意外と知られていない生姜湯の効果
公開日:2019/10/01 / 最終更新日:2019/10/15
体を温めてくれる効果のある生姜湯は、気温が低くなる季節のティータイムに恋しくなる飲み物です。おいしくてホッとリラックスできる生姜湯には、美肌効果もあるということをご存知でしょうか?
アンチエイジングにも役立つ生姜湯の効果について見ていきましょう。
■生姜湯の美肌効果とは
・抗酸化作用
肌老化の原因の一つに、活性酸素があります。活性酸素は生命維持にかかせないものですが、多く発生してしまうと正常な細胞や肌細胞までも傷つけてしまいます。皮脂を酸化させてしまうため、シワやシミ、たるみといった肌トラブルを起こしてしまうのです。
生姜に含まれている辛み成分のジンゲロールは抗酸化作用があるため、活性酸素を取り除いて肌が酸化してしまうのを防ぐ効果があります。
・新陳代謝を高める
生姜を乾燥・加熱すると、ジンゲロールの一部が変化し、ショウガオールとなります。ジンゲロールは身体の末端部分である手先や足先を温めますが、ショウガオールは身体の深部からじわじわと温め、血流を高める効果があります。
加齢などによりターンオーバーに乱れが生じると、剥がれるはずの余分な角質が残ったままになります。そうすると肌表面のキメが粗くなり、肌の乾燥やくすみ、ゴワつき、シミにつながってしまいます。ショウガオールを摂取すると新陳代謝が高まり、ターンオーバーが早まるため、健康的な肌の状態が保てます。
■生姜湯の作り方とお勧めの飲み方
生姜湯は、お湯にすりおろした生姜と黒蜜やはちみつといった甘みをプラスするだけで簡単に作ることができます。
生の生姜がない場合は、チューブの生姜や粉末ジンジャーパウダーでも代用可能です。 甘みは白砂糖だと体を冷やしてしまうといわれているので、できれば黒砂糖や三温糖がいいでしょう。
また最近話題になっている、血糖値を下げる効果があるレアシュガー(希少糖)もお勧めです。
飲むタイミングは、朝や就寝前がいいでしょう。 朝に飲むことで代謝を上げ、一日体温の上がりやすい状態で過ごすことができます。また就寝前には体を温めてリラックスさせてくれるので、質の良い眠りが期待できます。
生姜湯を飲むことは、体を温めて新陳代謝を促し、美肌や健康に効果的です。また、独特の香りには神経をリフレッシュさせてくれる効果もあります。
寒くなり、室内で過ごすことの多いこれからの季節のリラックスタイムには、生姜湯を飲みましょう。日頃の美容対策やアンチエイジングのためにも、ぜひ取り入れてみてください。