食べる時間と組み合わせがポイント! ダイエット中のおやつ選び
公開日:2019/08/09 / 最終更新日:2022/05/19
「ダイエット中におやつは厳禁」と思っている方は多いようですが、無理なおやつの我慢はストレスが溜まったりリバウンドをしたりと、ダイエット失敗につながることがあります。ポイントを押さえたおやつの摂り方を意識すれば、ダイエット中におやつを食べても大丈夫です。
今回は、ダイエット中に適したおやつや食べる時間などについてご紹介します。
おやつ選びのポイント
ダイエット中におやつを摂りたい場合、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
・1日100~200カロリーが目安
おやつの摂取カロリーは1日200キロカロリー以下に抑えるようにします。200キロカロリー以下であれば、ヨーグルトとドライフルーツ、りんごとチーズといったようにいくつかのおやつを組み合わせてもいいです。
また、食べすぎを防ぐために個別包装のおやつを選んだり、小分けにしたりすることもお勧めです。
・噛み応えがありタンパク質を多く含むもの
食べ物を噛むことで満腹中枢が刺激され、空腹感が満たされると言われています。噛み応えのある「するめ」や「煮干し」は少量でも満足できるでしょう。タンパク質が多く含まれているため、ダイエット中のおやつに最適です。
タンパク質が豊富な卵も、固ゆでにすることで噛み応えが出ます。脂肪を燃焼させる助けをしてくれるアミノ酸も多く含まれているため、ダイエット中のおやつに適しています。
・低GI値のおやつ
GI値とは食後の血糖値の上がりやすさを表したものです。GI値が高いと血糖値が上がりやすいためインスリンを過剰に分泌し、脂肪が溜まりやすくなると言われています。
低GI値のおやつを選ぶように意識するのは大切ですが、高GI値であっても量を調整したり翌日はおやつを我慢したり、バランスを取ることができれば過敏になる必要はありません。
GI値の低いおやつとしてお勧めは、バナナやヨーグルト、いもようかん、大豆入りの焼き菓子などです。
食べる時間に注意
・「15時のおやつ」がベスト
おやつを食べる時間帯としては、14時~16時が適しています。この時間帯は体脂肪を溜めやすくする体内物質の分泌量が一番少ないと言われているためです。
昼食から夕食まで8時間以上も間隔が空いてしまうようであれば、間におやつを摂ることで夕食の食べ過ぎを防げますし、糖や脂肪の吸収を抑えることもできます。
・寝る3時間前からはなるべく控える
ゆっくりと過ごすことの多い夜はエネルギー消費が少なく代謝も落ちやすいため、脂肪を蓄積しやすくなります。寝る3時間前からは極力おやつを控えましょう。
しかし、夕食後から就寝まで時間が空き「小腹が空いて眠れない……」と感じたときには、食べる量や種類に気をつけて適したおやつを食べるようにしましょう。
過度な我慢はダイエットの敵です。適度なおやつを摂ることで、無理なくダイエットを続けられるようにもなります。
あくまでも「おやつは食事の補助」と考えると、選び方も意識できるのではないでしょうか。今回ご紹介したポイントに気をつけて、無理のないダイエットを心掛けましょう。