運動嫌いでも無理なく続く! ストレッチダイエットの効果と方法
公開日:2019/08/02 / 最終更新日:2022/05/19
「ダイエットを成功させるためには、ウォーキングやジョギングなどの特別な運動を続ける必要がある」と思っている方が多いでしょう。
しかし、ストレッチをして体を伸ばすだけでも、ダイエットに嬉しい効果が期待できるといわれています。その理由を、ダイエットに適したストレッチのやり方とあわせてご紹介します。
ストレッチにダイエット効果が期待できる理由
血行が良くなり、基礎代謝が上がるため
ストレッチをすると、筋肉のポンプ作用によって血行が促されます。血行の改善は基礎代謝の向上につながるため、痩せやすい体を作ることができます。
体が柔軟になり、動きやすくなるため
肩甲骨や股関節を動かしながらストレッチをすると、可動域が広がって体が動かしやすくなります。そのおかげで1日の活動量が増えれば、結果的に消費カロリーを高めることができます。
ストレッチダイエットのやり方
起床後やお風呂上がりなどにストレッチをする
朝の起床後にストレッチをすると、就寝中に固まった筋肉がほぐれて、その後の活動がしやすくなります。夜はお風呂上がりにストレッチをすると、体が温まっているため、よりいっそう血流が促進されます。ダイエット効果を得るために、このようなタイミングでストレッチを行いましょう。
褐色脂肪細胞の多い部分を動かす
首や肩甲骨の周り、ワキの下などには脂肪燃焼を促す褐色脂肪細胞が集まっています。これらの部分をストレッチで動かすと、褐色脂肪細胞が活性化され、さらにダイエット効果を高めることができます。
ダイエットに適したストレッチ方法2つ
ここからはダイエット効果をもたらすストレッチを2つご紹介します。無理のない範囲で、気持ちよく体を伸ばしましょう。
猫の背伸びストレッチ
正座になり、ひざの前に両手をつく
息を吐きながら、手を前に滑らせていく
あごと胸を床につけ、お尻を天井に向かって引き上げながら、上半身を反らせる
猫が背伸びをしているような姿勢になりましょう
深呼吸をくり返しながら、そのまま30秒ほどキープする
息を吸いながら、再び正座に戻る
開脚ストレッチ
床に脚を開いて座る
右脚を曲げて、伸ばしている左脚の太ももに足裏をつける
左足を左手で掴み、右手は大きく上に上げる
上体を左に倒しながら、右手を左のつま先に伸ばす
わき腹や股関節が伸びていることを意識しましょう
そのまま10秒キープして、反対側も同様に行う
ゆっくりとリラックスしながら行えるストレッチは、激しいスポーツが苦手な方にもお勧めです。理想のプロポーションに近づくために、起床後やお風呂上がりのストレッチを習慣化してみてはいかがでしょうか。