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乾燥シーズン到来!! カサカサひじ・ひざのケア

公開日:2017/05/11 / 最終更新日:2019/08/23

笠井 美貴子笠井 美貴子院長

乾燥シーズン到来!! カサカサひじ・ひざのケア

冬になると気になってくるのが、ひじとひざの乾燥です。乾燥がひどくなると、表面が硬くなったり、黒ずみを帯びたり、ひび割れしたりと悩みを抱えている人も多いことでしょう。ここではそのカサつきを防ぐ方法についてご紹介します。

なぜ、ひじとひざが乾燥しやすいのか

顔や頭に比べると、ひじとひざは皮脂腺が少ないのが根本的な原因です。皮脂腺がないと、脂分が分泌されず乾燥しやすくなります。
さらに、服や靴で日常的に圧迫されたり擦れたりという刺激を受けやすいのです。

乾燥と刺激により角質がダメージを受けると、肌の内側の水分が蒸発しやすくなります。そうなると肌は、水分を失わないためにダメージを受けた角質層を修復する働きが生じ、急ピッチで角質細胞が作られていきます。
しかし、この急ピッチで作られた角質細胞は不完全で、正常に働かない細胞となって積み重なり角質化してしまうのです。
新陳代謝の優れた若い人ならば、一定の期間で新しい細胞と入れ替わり角質は剥がれ落ちますが、新陳代謝は加齢に伴って遅れたり乱れやすくなったりします。そのため角質が蓄積されやすくなるのです。

ひじのケア

まずは角質を取り除くことが大切です。
すでに乾燥してしまった皮膚には、保湿クリームを塗り込んでも意味がありません。硬くなってしまったひじのケアに必要なのは角質の除去ですが、軽石で削ってはいけません。肌を余計に傷つけてしまい、角質を厚くしてしまうからです。
角質を取り除くには、湯船にゆっくり浸かるか、蒸タオルを肘に当てて柔らかくしてから、スクラブ入り洗浄料でマッサージしましょう。一度で全ての角質を取り除くことはできないため、毎日根気よく続けるようにしましょう。
角質が取り除けたら、化粧水もしくはボディーローションで水分を与えます。そのままでは蒸発してしまうため、クリームやオイルでフタをしましょう。

ひざのケア

ひざは角質を削りすぎず、こまめにケアしましょう。
足湯や入浴で角質を柔らかくしたら、水分を拭き取ります。その後、踵専用ヤスリや軽石で余分な角質を落としますが、この時に無理に削らないようにしましょう。最後にボディクリームや尿素クリームなど塗り保湿しましょう。
気を付けなければならないのは、パックなどで保湿しすぎること。皮膚は長時間ふやけてしまうとバリア機能が低下してしまうので、クリームを塗ったら靴下などを履くことをお勧めします。
また、水虫がカサつきの原因になります。水虫の原因になる「毎日同じ靴を履く」などの習慣も改める必要がありそうです。

ケアに気を付けていても、普段ひじをつく動作が癖になっているとなかなか回復しないでしょう。ケアしているときだけでなく、普段の生活からひじやひざに刺激を与えないよう意識をすることが大切です。毎日少しずつのケアと工夫で角質の乾燥を防ぎ、若々しい肌を保てるようにしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

笠井 美貴子

笠井 美貴子院長かさい みきこ

シロノクリニック銀座

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づく確かな治療で、多くの患者様から厚い信頼を獲得。 美への探究心が強く、結果に差がつく高い技術と気さくな人柄で心身共にトータルで美を提供します。

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