キレイになるために秋は秋刀魚(さんま)を食べよう
公開日:2017/03/30 / 最終更新日:2019/08/25
秋の味覚の代表的な存在である秋刀魚(さんま)には多くの栄養素が含まれています。
特に驚きなのが美容効果、実は秋刀魚には女性が聞いたら喜ぶような美容成分が多く含まれているのです。
今回は秋刀魚に含まれている栄養素の中でも、特に美肌と関係の深い美容成分をご紹介します。
秋刀魚に含まれている栄養素と美容成分
○ビタミン類
秋刀魚にはビタミンE、ビタミンD、ビタミンB2など、実に豊富なビタミンが含まれています。
それぞれのビタミンには以下のような効果があるといわれています。
・ビタミンE
抗酸化作用が高く、血流を改善してくれる。
エイジングケアに期待ができる。
・ビタミンD
カルシウムやリンの吸収を促し、骨の健康を維持してくれる。
・ビタミンB2
細胞を再生させたり、粘膜を健康な状態にしてくれる。
脂肪や糖質の代謝を促進し、脂肪の蓄積を防ぐ。
○DHA(ドコサヘキサエン酸)
頭が良くなる栄養素として知られていますが、それ以外にもDHAには老廃物の排出を促したり、善玉コレステロールを増加させたりする作用があるといわれています。
善玉コレステロールには血管を綺麗にして血流を良くする効果があるため、摂取することで美肌効果にも期待ができます。
○レチノール
秋刀魚を食べてキレイになるためには、ワタ(内臓)の部分も残さず食べるようにしましょう。
なぜならワタの部分には、化粧品の成分としても使われているレチノールという成分が多く含まれているからです。
レチノールはビタミンAの一種で、新しい細胞の形成を促したり水分を保持したりする働きがあるため、肌の乾燥を防いでしわやたるみを解消する効果があるといわれています。
さらにレチノールにはコラーゲンの生成をサポートしたり、傷んだエラスチンを修復する働きもあるともいわれています。
レチノールは体内で作ることが出来ない成分であるため、食べ物から摂取していく必要があります。
これら以外にも秋刀魚には、コラーゲンの合成を促す鉄分や、細胞同士を結合させる効果があるEPA、さらには新陳代謝を活発にするといわれているセレンなども含まれています。
今年の秋は秋刀魚を積極的に食べていくことで、美しい肌を目指してみてはいかがでしょうか?