これも温活? 「カレー」を食べてお悩み解消?
公開日:2017/04/25 / 最終更新日:2019/10/16
毎日の生活の中で、ランチや夕飯にふとカレーを選ぶこともあるはず。実はそのカレーは、健康から美容までとても幅広く効果が期待できる料理なのです。
ここでは、カレーの持つさまざまな効果についてご紹介します。
カレーを食べることが温活になるの?
女性特有の冷え性や肩こりなどの悩み改善のために、生活の中で体を温める工夫をすることで症状を和らげようとする活動を「温活」といいます。
実は、カレーのスパイスには体の内側の温度、表面の温度を上げる効果があります。しかも体温の上昇は90分以上も続くのに、血圧、脈拍の変化は見られません。ホットヨガなど運動することでも体を温める効果は得られますが、時間を用意しなければならず習慣にすることは難しいでしょう。その点、カレーは比較的し実行しやすい温活といえます。
カレーに含まれるターメリックが美容に効果的
カレーにはさまざまなスパイスが含まれていますが、その中でもターメリックは注目すべきスパイスです。
ターメリックとは漢方でいうウコンのこと。この名前を聞くと体に良いイメージが湧きますが具体的にはどんな効果があるのでしょうか。
ターメリックは肝臓の動きを活発にするほか、肌の調子を整える働きがあります。カレーの本場インドでは肌トラブルや湿疹など、ニキビや吹き出物のケアにターメリックが利用されるほどです。
ターメリックは食物繊維も含んでいるため、便秘によるポッコリお腹の解消につながるほか、脂肪の分解を促して燃焼しやすくする効果があり、ダイエットにつながります。
また、シミ予防にも効果があります。肌が老化してしまう原因に上げられるのが紫外線です。紫外線を浴びることで活性酸素が発生するため、生きてく上でこの活性酸素の発生を未然に防ぐことはできません。そこでターメリックに期待ができます。
ターメリックに含まれるクルクミンには、血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑える効果があります。紫外線を浴びてしまった皮膚のメラニン色素の生成を防いでシミの予防をするなど、健康な皮膚を保つことにも繋がるのです。
カレーが美肌とダイエットを援護する?
カレーのスパイスには腸の活性化や、血流の改善にも効果があるため、カレーを食べることで体温が上がります。
体温が上がると汗をかきやすくなりますが、カレーのスパイスであるチリパウダーや赤唐辛子に含まれるカプサイシンがさらに発汗促すうえに、脂肪の燃焼を促進させます。
この発汗が、肌にあった老廃物が押し出して、肌のキメを良くすることにつながるのです。
さらに脂肪が燃焼され、血流が良くなることで体内の温度は上昇します。体温が上がると新陳代謝も上がるため、ターメリックの効果と合わせて、さらにダイエットに期待できます。
カレーに鶏肉を合わせてとることで、コラーゲンも同時に摂取できるので、健康的な肌の維持に期待できます。また、腸の活性化と体温上昇、血行促進も期待できますから温活のひとつにカレーを足してみてはいかがでしょうか。