ご飯を食べて健康的にダイエット! そのポイントは?
公開日:2017/06/01 / 最終更新日:2019/10/16
ダイエットをしていると、ご飯などの炭水化物はなるべく摂らないようにしているという人も多いでしょう。しかしダイエット中だからこそ、ご飯をしっかり食べた方が健康的に痩せられることもあるのです。
そこで今回は、ダイエット中のご飯の摂り方や気をつけたいポイントをご紹介します。
なぜご飯を食べた方がいいの?
脂肪を燃焼させるには、それなりのエネルギーが必要で、ごはんに含まれている炭水化物はとても重要な役割を果たします。また、ご飯は腹もちがよく、肉や魚に比べてカロリーも低いので、少量でも満足感を得やすいという特徴もあります。
ご飯の量を減らしても、おかずをお腹いっぱい食べてしまっては、それだけでカロリーオーバーになってしまうことも珍しくありません。ご飯を適量食べることで、適度なエネルギー補給と満足感で健康的に痩せられるというわけです。
しっかり3食ご飯を食べることがポイントです。
量は少なめ、回数を増やして
好きなだけご飯を食べていては、ダイエットには逆効果の場合もあります。
何事もバランスが大切で、ご飯とおかずをきちんと食べることもポイントです。また、1回に食べるご飯の量は少なめにして、回数を増やすということも有効です。
「小腹がすいたら間食をする」という人は、このタイミングで小さなおにぎりなどを食べてもいいでしょう。
炊きたてよりも冷めたご飯の方が効果的
ご飯は「炊きたてのホカホカがおいしい!」と思っている人も多いでしょう。しかしダイエットには炊きたてよりも冷めたご飯の方が効果的だと言われています。
その理由はご飯に含まれる「アミロース」という成分です。
ご飯に含まれるアミロースは体内に消化されにくい性質を持っており、これが太りにくい体質に近づけるカギともいわれています。このアミロースは炊きたてのご飯にももちろん含まれていますが、冷めたご飯の方がより多くのアミロースが含まれています。
ご飯をしっかり食べながらダイエットに取り組むには、冷めたご飯の方がお勧めです。
ご飯は少し硬めに炊いて
少しご飯を硬めに炊くことで、しっかりと噛むことができます。
ご飯を噛むと唾液の分泌が活発になり、消化を助けるだけでなく、満腹中枢を刺激します。
満腹中枢が刺激されることで少ない量でも満腹感を得られ、食べすぎを抑制することができます。やわらかいご飯だと咀嚼の回数も減ってしまうので、少し硬めに炊くと良いでしょう。