あなたは知っている? 意外に奥深いタトゥーの種類
公開日:2017/08/27 / 最終更新日:2019/08/22
針や刃物などで皮膚に傷をつけ、その傷に色素を入れて着色し文様や文字・絵柄などを描く「刺青」や「タトゥー」。最近はこのような刺青・タトゥーを入れている女性も決してありません。
しかし「タトゥー」という存在を知ってはいても、どのような種類があるのかよく分からないという人は多いもの。
興味がある人は知っておきたい、タトゥーの種類や名称についてご紹介します。
和彫
日本の伝統である龍や虎・鯉などの図柄をモチーフとして描いたタトゥーは「和彫」や「Japanese tattoo」と呼ばれ、海外でも人気のあるジャンルのひとつです。また最近では和彫を取り入れつつ、アーティストのオリジナリティを出した和彫り風タトゥーも出てきています。
ポートレイト
シェイディング技術を使い、リアルな表現のタトゥーをするのが「ポートレイト」と呼ばれるスタイル。モチーフには好きな著名人や家族、動物などの写真が選ばれるのが一般的です。
ブラックアンドグレー
ブラックと細かいシェイディングによるグレーによって、モノトーンで作られるタトゥーが「ブラック&グレー」。アメリカの刑務所で行われる、黒一色で掘りあげる「プリズンスタイル」もこのスタイルに属します。
ニュースクール
比較的新しいスタイルのタトゥーを「ニュースクール」と呼びます。色彩が豊かに表現でき、コミカルなデザインなどが多く、それぞれ好きなものを自由にデザインすることができます。
オールドスクール
アメリカの伝統的なモチーフを選び入れるタトゥーは「オールドスクール」や「トラディショナル」と呼ばれます。シンプルな2次元デザインが多いのが特徴です。
最近では最新の技術を取り入れた「ネオトラディショナル」というスタイルもあります。
トライバル タトゥー
マオリやボルネオ、サモアなどの部族が使用していた文様など、民族的な装飾を起源とするのが「トライバルタトゥー」。
最近は民族柄に限らず、黒インク一色で塗り潰された流れのあるデザインをトライバルタトゥーと呼んでいます。
ドットワークタトゥー
点・線・塗りつぶし全てを大小様々なドットで行うタトゥー。最新の技法を用いるため、高い技術が必要です。世界でも最新の技法のひとつといわれています。
3D タトゥー
これもまた、最新の技法のひとつです。浮き出ているような模様や絵を立体的に描く「3Dタトゥー」。非常に個性的で、面白い表現ができます。
ウォーターカラータトゥー
ウォーターカラータトゥーは水彩画のような表現を行うことができるスタイルのタトゥー。絵画のような仕上がりになるため、アートに近い仕上がりになります。
このように、タトゥーにはさまざまな種類があり、多彩な表現が出来るようになっています。タトゥーに興味がある、タトゥーをしてみたいという方は、これらの種類を参考に自分に合ったスタイルを探してみてくださいね。