奇跡の野菜「ビーツ」が持つ驚くべき美容・健康効果って?
公開日:2018/04/25 / 最終更新日:2022/07/19
みなさんは、「ビーツ」と呼ばれる野菜をご存知でしょうか。ビーツとは赤いカブのことで、ロシア料理などでよく使用される野菜です。このビーツは、多くの美容・健康効果があることから“奇跡の野菜”と言われています。
今回は、奇跡の野菜「ビーツ」が持つ驚くべき美容・健康効果をご紹介します。
「飲む輸血」と言われることも!
ビーツは「飲む輸血」と呼ばれるほど豊富に栄養成分を含んでいる野菜です。ビーツに含まれる栄養成分は、エネルギーの貯蓄・脂質代謝に重要な“リン”や、便秘改善に役立つ“マグネシウム”、骨の形成に大切な“カルシウム”、アトピー性皮膚炎の治療にも使われる“ビチオン”など。ビーツを取り入れることで、免疫力がアップし、貧血の予防になるなど、私たちの体に嬉しいさまざまな効果が期待できるのです。
健康成分「NO」を増やす
ビーツには、近年健康効果が注目されている「NO(エヌオー)」を増やす働きがあります。NO(一酸化窒素)は、新陳代謝を高め、さらには疲労回復にも有効と言われているため、疲れやすい現代人には欠かせません。体内でNOが増えることで、以下のような効果が期待できます。
・ダイエット中の方に最適
新陳代謝が高まることで、脂肪を燃焼しやすい体になります。ダイエット中の方がビーツを取り入れることで、結果が出やすくなるのです。
・全身の血行を改善
NOには血行改善作用があるため、健康や美肌に必要な栄養が体内の隅々まで届きやすくなります。病気になりにくい体や、美肌・美髪作りを目指したい方にお勧めです。
腸内環境を整える
ビーツには食物繊維とオリゴ糖がたくさん含まれており、これらは腸内環境を整える作用があると言われています。腸内環境を整えることで善玉菌が増えてビタミンが生成されれば、吹き出物の予防や便秘の解消に効果が期待できるのです。
ビーツのお勧めの食べ方
ビーツは、サラダに入れるだけでおいしく食べられるのも嬉しいポイントです。生のまま食べることで、栄養成分を逃がすことなく摂取できます。少しマヨネーズをつけて食べるだけでも十分おいしいので、小腹が空いた時のおやつ替わりにしても良いでしょう。
体に嬉しい栄養成分を豊富に含んでいる「ビーツ」。生のままサラダにするだけで簡単に食べられるので、健康的な体を目指したい方、美肌を手に入れたい方は、ぜひとも食生活に取り入れてみてくださいね。