美容の大敵「血行不良」を引き起こすNG服装4つ
公開日:2019/05/27 / 最終更新日:2022/05/20
血行不良は新陳代謝を低下させ、肌荒れやクマ、たるみなど、美容に関するさまざまなトラブルを引き寄せます。そんな血行不良を防ぐには、普段の服装にも気を配る必要があることをご存じでしょうか。意外と見落としがちな血行不良を招くファッションを、理由や対策方法とあわせてご紹介します。
血行不良を引き起こすNG服装①:薄着
見た目ばかりを優先して肩や腕、脚などを出すファッションをしていると、当然ながら体が冷えて血行が悪くなります。一時的な冷えならさほど問題はありませんが、薄着をしつづけると自律神経が乱れ、体温調節機能がうまく働かなくなることも。
そうなると常に体温が下がった状態になり、免疫力や代謝の低下を招いてしまいます。ノースリーブやミニスカートなどの薄着を楽しみたいのであれば、寒さを感じたときにサッと活用できるカーディガンやひざ掛けなどを持ち歩きましょう。
血行不良を引き起こすNG服装②:スキニーパンツ
血行不良を招く服装というと、体を冷やす薄着をイメージされる方が多いかと思います。しかし血行不良は薄着だけでなく、体を締め付ける服装によっても引き起こされます。
スキニーパンツのように下半身を強く締めつけていると、血液の流れがせき止められ、血行不良に陥ってしまうのです。下半身の血行が悪くなると脚のむくみだけでなく、生理不順や生理痛の悪化、肌荒れなどを引き起こす危険性もあります。
できるだけゆったりしたパンツを履くか、スキニーパンツを履く時間を短くして、血行不良を防ぎましょう。
血行不良を引き起こすNG服装③:ヒールの高い靴
ヒールの高い靴はスタイルがよく見えますが、実は血行不良を招く原因になります。足の指や足首が固定されることで血流が滞ってしまうのです。
その影響でふくらはぎや太もも、骨盤周りの血行まで悪くなる恐れがありますから、なるべく履く時間を短くするようにしましょう。長時間歩くときは、足首がよく動いて安定性のあるスニーカーを履くことをお勧めします。
血行不良を引き起こすNG服装④:就寝中の靴下
「就寝中の冷えが気になるから靴下を履いて寝る」という女性は多いもの。しかし就寝中の靴下は、かえって足先の血行不良を招くといわれています。
靴下によって足が圧迫されたり、就寝中に出る汗によって足先が冷えたりして、血液の循環が滞ってしまうのです。冷えが気になる場合は、ゆったりしたサイズで吸湿性に優れた靴下を履くか、足先を締めつけないレッグウォーマーを利用しましょう。
血行不良は万病の元だといわれています。肌の美しさや若々しさ、そして体の健康を守るために、服装まで気を配るようにしましょう。