普通のダイエットだけじゃダメ!?「外反母趾」が脚を太くする理由
公開日:2018/07/25 / 最終更新日:2022/06/20
「外反母趾(がいはんぼし)」とは、足の親指が小指のほうへ曲がってしまう症状のこと。靴の形が合わなかったり、靴擦れが起きやすかったりすることから、外反母趾に悩まされている女性はたくさんいますが、実は脚が太くなる原因にもなることをご存知でしょうか?
一体、どのようなメカニズムで脚が太くなってしまうのか、外反母趾の方が脚痩せを成功させるためにも詳しく探ってみましょう。
外反母趾だと脚が太くなる!?
外反母趾の場合、足の裏が地面にきちんと接地できないため、立ち方や歩き方が不安定になってしまいます。不安定なバランスを補おうとすると、太ももの前側やすねに過剰な力が加わり、筋肉がどんどん発達していきます。その結果、脚に余分な筋肉がつき、太くてがっしりとした脚になってしまうのです。
また、外反母趾は骨盤にも悪影響を与えます。不安定な立ち方や歩き方を補おうとすると、おのずと骨盤が開いてしまうのです。すると脚だけでなく、腰周りやお尻も大きくなっていきます。
外反母趾のチェック方法
外反母趾対策を行う前に、まずは自分の足が外反母趾に当てはまるのかをチェックしてみましょう。
・親指が小指のほうに15度以上曲がっている
・親指のつけ根が出っ張っている(靴の内側に当たって痛い)
・扁平足になっている
・かかとが外側に傾いている
上記の項目に当てはまる方は、外反母趾の可能性が高いといえます。まだそれほど症状がひどくなくても、今すぐに対策していくことが大切です。
脚痩せダイエットにつながる外反母趾対策
・窮屈な靴を履かない
外反母趾になる原因の1つに、形の合わない靴を履いているということが挙げられます。とくに、つま先が細い靴や横幅の狭い靴、ヒールが高い靴は、親指のつけ根を圧迫して足を変形させるため、外反母趾の大きな原因になります。
正しい立ち方や歩き方をするためにも、親指のつけ根に程よくフィットし、つま先部分にゆったりと余裕のある靴を選びましょう。
・足指体操をする
靴を脱いだあとや入浴後には、足の指で「グー・チョキ・パー」の形を作る体操を行いましょう。脚の指を大きく開いたり握ったりすることで、外反母趾の予防につながります。
・足指を開くグッズをつける
近頃では、親指と人差し指を開いたまま固定する外反母趾対策グッズが販売されています。サポーターや靴下など、さまざまな種類があるので、ライフスタイルに合ったものを選んで日々の生活に取り入れるのも1つの方法です。
スラッと伸びた細い脚は女性なら誰もが憧れるもの。しかし、ダイエットをしてもなかなか痩せられない場合には、外反母趾に原因があるかもしれないのです。
外反母趾の対策を行いながらダイエットに挑戦して、ほっそり脚を目指しましょう。