正しいやり方を要チェック! 全身浴ダイエットの効果と注意ポイント
公開日:2018/08/22 / 最終更新日:2022/06/14
ダイエット効果が高い入浴法といえば「半身浴」が有名ですが、最近では「全身浴」が注目されています。全身浴とはその名の通り、肩までお湯に浸かるという入浴法。全身でお湯に浸かって体を温めることで、半身浴よりも高いダイエット効果が期待できるというのです。
しかし、この全身浴を行うときには、いくつかの注意点もあります。安全に全身浴ダイエットを行うためにも、効果と注意ポイントをしっかりと学んでおきましょう。
全身浴ダイエットの効果とは?
・カロリーの消費量が大きい
全身浴は、スポーツに近い入浴法だといわれています。心臓に適度な負担をかけることで血流を促し、多くのカロリーを消費することができるのです。
・新陳代謝、心肺機能アップ
全身に水圧がかかることによって新陳代謝が活発になり、痩せやすい体質を作ることにも期待ができます。また、呼吸の回数が増えるため、心肺機能がアップして体力の向上も期待できます。
・マッサージ効果
全身浴では大量のお湯を使うため、高い水圧が全身に加わります。それによってマッサージと同じような効果が得られ、むくみの改善にもつながります。
全身浴ダイエットを行う際の注意ポイント
・入浴前後に水分補給をする
入浴中は汗をたくさんかくので、水分をとらないと血液がドロドロになり、代謝の低下を招いてしまいます。健康のため、そしてダイエット効果を高めるためにも、入浴前後にはそれぞれコップ1杯程度の水分を摂取しておきましょう。
・お湯の温度は40~42℃に設定を
熱めのお湯で全身浴をすると、ダイエット効果を高めることができます。ただし42℃以上のお湯は、肌や自律神経に負担をかけてしまうので禁物。お湯の温度は40~42℃に設定し、無理のない入浴を心掛けましょう。
・かけ湯を忘れない
いきなり熱いお湯に浸かると、心臓に大きな負担をかけてしまいます。心臓から遠い手足からかけ湯を行い、お湯の温度に慣れてから湯船に入りましょう。
・休憩を挟みながら行う
ダイエット効果を得るためには、約10分間全身浴をする必要がありますが、熱いお湯にずっと浸がり続けるのは難しいもの。そこでおすすめなのが、以下のような入浴法です。
<体に負担をかけない全身浴ダイエットの方法>
1.かけ湯をして、体をお湯に慣らす
2.湯船に肩まで浸かり、3分全身浴をする
3.一度湯船から出て、5分で髪を洗う
4.再び3分全身浴をする
5.湯船から出て、5分で体を洗う
6.最後に3分全身浴をする
以上をまとめると、3分全身浴→5分休憩(洗髪)→3分全身浴→5分休憩(洗身)→3分全身浴といった流れになります。この方法は「高温反復浴」と呼ばれているもので、体に負担をかけない上により高いダイエット効果が期待できるといわれています。
全身浴は体力を消耗するため、体調が優れないときには避けることが大切です。健康的にダイエットを行うためにも、体調を整えて全身浴に取り組んでみてください。