着圧ソックス、正しく使えている? むくみを解消する正しい使い方
公開日:2018/09/06 / 最終更新日:2022/06/10
脚に圧力を加えることで水分の蓄積を防ぎ、むくみを解消する着圧ソックスは、今や女性たちの美容アイテムの一員となりました。履いて生活するだけ、寝るだけと簡単に取り入れられるのが魅力ですが、その効果を得るためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。
むくみを効率よく改善するために、着圧ソックスの正しい使い方をチェックしてみましょう。
要注意! 着圧ソックスを着用する際の注意点
・自分にあったサイズを選ぶ
着圧ソックスのサイズが大きすぎると、脚に圧力が加わらないため、十分な効果が得られなくなってしまいます。
また、小さすぎると窮屈になり血液やリンパの流れを阻害するので、かえってむくみや血行不良を招くこともあるので注意しましょう。着圧ソックスは基本、身長や足首の寸法でサイズが決まるので、きちんと測って自分に合ったものを購入してください。
・適切な圧力のものを選ぶ
最初から圧力が高いものを選ぶと、締めつけに脚が慣れていないため、使用中に痛みを感じてしまうことがあります。初めて着圧ソックスを使用するなら、足首20hPa、ふくらはぎ10~15hPa程度のものがお勧めです。
・長時間の着用はNG
一見履けば履くほど脚やせするイメージがある着圧ソックスですが、長時間の着用はおすすめできません。着圧ソックスに頼りすぎていると身体本来の機能が衰えてしまい、かえってむくみやすい脚になってしまうのです。適切な着用時間は着圧ソックスの種類によって異なるので、商品の注意書きをよく読み、正しく使いましょう。
着圧ソックスの「正しい使い方」
・アクセサリー類を外す・爪をなめらかにする
着圧ソックスは足にフィットするよう設計されているため、伝線や破損があると機能を果たせなくなってしまいます。ソックスを扱うときは傷をつけないために、指輪やアンクレットなどのアクセサリーを全て外し、手足の爪の先もなめらかにしておきましょう。
・つま先から丁寧に
着圧ソックス履くときは、ソックスを両手に持ち、たぐり寄せて広げた部分からつま先を入れていきます。足首まで引き上げて、かかとの位置を合わせたら、両手の親指を着圧ソックスの内側に差し入れながら、全体を均等にゆっくりと引き上げていきましょう。
この時、ひざ上まであるタイプは、ひざの位置を合わせてから脚をまっすぐにして、ひざ裏のしわを伸ばしてください。その後、しわが寄らないように全て上まで引き上げたら、着装完了です。
・明るい場所で付けること
着圧ソックスは、見た目で「どのパーツをあてはめればいいか」が分かるようになっているものがあります。正しい位置に圧を与えるためにも、電気をつけた明るい場所で位置を確認しながら履くようにしましょう。
きちんと使いこなせれば、着圧ソックスはむくみや足疲れを解消してくれる強い味方になります。
ほっそりとした女性らしいフットラインを手に入れるためにも、しっかりと使い方を確認してください。