体内時計に合わせたダイエットで痩せ体質に! 具体的な食事&生活法
公開日:2018/09/13 / 最終更新日:2022/06/08
体内時計とは、1日周期で繰り返されるリズムのこと。朝に起床し、日中の活動を経て夜は眠る……このような体の一定のリズムを体内時計といいます。
そして実は、この体内時計に合わせて生活を送ると、ダイエットも成功しやすくなると言われています。一体これにはどのような理由があるのか、体内時計に合わせたダイエットのやり方とあわせて見ていきましょう。
体内時計に合わせたダイエットは成功しやすい! その理由とは
体内時計に合わせたダイエットにおいて、成功の鍵を握っているのは、タンパク質の一種で脂肪を蓄積させる作用を持つ「BMAL1(ビーマルワン)」です。BMAL1は、1日のサイクルの中で増えたり減ったりを繰り返します。最も増える時間帯が、22時~翌2時。この時間帯に食事をとると、脂肪として蓄積されやすくなるのです。
そして、朝になるとBMAL1が減り始め、14~15時には最も減少するといわれています。このことを踏まえた上で、体内時計に合わせたダイエットのコツを見ていきましょう。
体内時計に合わせたダイエットを成功させるコツ
・まずは自分の体内時計を整えることから
体内時計が乱れていると体内のバランスが崩れるため、太りやすくなってしまいます。14~15時になってもBMAL1が多いままになってしまうのです。
これを防ぐためには、自分の体内時計を整えることが重要になります。以下を習慣にして、体内の時計遺伝子の正常化を目指しましょう。
・毎朝決まった時間に起きる
・起きてすぐに朝日を浴びる
・起床後1時間以内に朝食を摂る
・日中は活発に動く(デスクワークに就いている場合、体操やウォーキングなどを行う)
・就寝前は強い光(明るすぎる照明やPC、スマホ、テレビなど)を避ける
・寝る1時間前までに入浴を済ませる
・毎晩決まった時間に寝る
・昼食は好きなものを食べる
12~16時はBMAL1が減少しているため、昼食は好きなものを食べてOK。もちろん食べ過ぎは避けるべきですが、お肉やご飯など、好きなものをバランス良く食べて満足感を得ましょう。
・おやつは14~15時に
BMAL1が最も減る時間帯は、14~15時だと言われています。この時間内であれば、おやつも食べてOKです。ただし、ケーキやスナック菓子ではなく、腹持ちの良いナッツやドライフルーツをお勧めします。
・夕食は20時までに
夕食はBMAL1が増え始める20時までに済ませておきましょう。脂肪の蓄積を防ぐためには、低脂肪・低糖質・高タンパク質なメニューがお勧めです。
過度な食事制限や苦手な運動を続けるよりも、体内時計を意識したダイエットを取り入れることで、よりダイエットの成果が得られやすくなります。規則正しい生活を送りながら、無理のないダイエットで健康的な体型を目指していきましょう。