「ニキビはうつる」って本当? 肌のために知っておきたい噂の真相
公開日:2019/07/07 / 最終更新日:2022/05/20
「ニキビはうつる」という噂話を聞いたことがありませんか? 実際に「家族や恋人のニキビがうつって、自分にもニキビができた」と思いこんでいる人もいらっしゃるでしょう。ニキビは本当にうつるのか、噂の真相をニキビ予防のヒントとしてご紹介します。
他人のニキビがうつることはあるの?
結論からいうと、人から人へニキビがうつることはありません。そもそもニキビの炎症の原因であるアクネ菌は、誰の肌にも存在する常在菌です。たとえ他人のアクネ菌が自分の肌に付着しても、それが原因でニキビが発生することはないのです。
ではなぜ、「ニキビはうつる」とまことしやかに噂されるのでしょうか? その理由には、家族や身近な人たちとの共通点にあります。偏った食事を一緒に摂っていたり、汚れたタオルや寝具などを共有していたりすると、同じような肌トラブルに悩まされてしまうのです。それが「ニキビがうつった」と誤解する原因になります。
ニキビがうつることはない! では自分自身のニキビを防ぐには?
身の回りのものを清潔にする
ニキビの発生を防ぐには、まず身の回りのものを清潔に保つことが重要です。洗顔後や入浴後に使うタオル、衣類や寝具などを、こまめに洗濯して雑菌の繁殖を防ぎましょう。
タオルの場合、人と共有するとそれだけ汚れやすくなりますから、できれば一人一人違うものを使うことをお勧めします。その他、メイクのためのパフやブラシ、チップなども定期的に洗って清潔に保ちましょう。
生活習慣を見直す
脂っこいものや甘いものに偏った食生活は、ニキビが悪化する原因になります。肌を健康に保つためには、ビタミンやミネラル、タンパク質が必要ですから、野菜、魚、肉などをバランス良く含んだ食事を心がけましょう。
また、夜更かしは避けて早めに寝ることもニキビ予防に欠かせません。たとえ身近な人が不規則な生活をしていても、それに流されないようにしましょう。
正しい洗浄と保湿を心掛ける
肌を正しく洗って適切に保湿することは、ニキビ予防の基本中の基本です。朝には洗顔し、夜にはお風呂に入って、肌に付着している汗と雑菌を洗い流しましょう。
そしてその後は肌に合った化粧品を使って、肌の潤いとバリア機能を保ちましょう。『薬用スーパーアクネレスゲル』には美容皮膚科でのニキビケアにも使われるサリチル酸が含まれているため、ニキビの予防・改善に効果的です。
「ニキビはうつる」という噂は本当ではありません。自分のニキビには自分自身の生活習慣やスキンケアが大きく関わっているのです。まずは身の周りの環境を見直して、適切なニキビケアを行っていきましょう。