立ち姿の美人度は「背筋」で決まる! 背中を効率よく鍛える方法とは
公開日:2018/10/25 / 最終更新日:2022/06/06
「ポッコリお腹を凹ませたい」「引き締まったウエストラインが欲しい」このような理由で腹筋にばかり目を向けていませんか?
しかし、本当に美しいプロポーションを手に入れたいなら“背筋”を意識する必要があります。背筋を鍛えるとどのようなメリットがあるのか、効率よく鍛える方法とあわせてご紹介します。
背筋を鍛えることのメリット
・良い姿勢を保てるようになる
背筋が衰えると頭や腕の重さによって重心が前に傾き、猫背のような悪い姿勢になってしまいます。
しかし、背筋を鍛えることで背中が丸くなるのを防ぐことができるため、良い姿勢を保てるようになります。
・ダイエット効果がある
背中の中心にある肩甲骨周りには、褐色脂肪細胞と呼ばれる多くのエネルギーを消費する細胞があります。ここを刺激することでより多くのエネルギーが使われるため、脂肪を体に溜めにくくするダイエット効果が得られるのです。
・ウエストやお尻を引き締める
ウエストときくとお腹周りをイメージしますが、背中側もウエストに含まれています。そのため、背筋を鍛えればウエストもおのずと引き締まることになるのです。また、お尻の上側を鍛えることでヒップを持ち上げる効果も期待できます。
背筋を鍛える3つの方法
・基本の背筋運動
主に脊柱起立筋を鍛える、基本の背筋トレーニングです。
背中の筋肉が収縮しているのを感じながら、ゆっくりと行いましょう。
1. うつ伏せに寝て、両手を体の側面に添える
2. ゆっくりと深呼吸をしながら背筋で腰を反らし、上体を上げていく
3. 背筋が収縮するところまで上がったら、その状態を1~2秒キープ
4. ゆっくりと元の姿勢に戻す
5. 2~4の動作を、10回×3セット行う
・レッグスイング
レッグスイングとは、その名の通り足をスイングさせるトレーニングのこと。背筋とともに、お尻の筋肉も使うので、ヒップアップもしたいという方にお勧めです。
1. 床に手とひざをつき、四つんばいになる
2. 片足を床から離し、胸に引き寄せてから、後ろに思いっきり蹴り出す
※ 背筋とお尻の筋肉を意識しながら行いましょう。
3. 10~20回ほど蹴り出したら、反対側の足も同じようにくり返す
・つり革でトレーニング
自宅だとどうしてもトレーニングをサボってしまうという方には、電車やバスの中のつり革を使って背筋を鍛えるという方法がお勧めです。背中や腰の筋肉を意識しながら行いましょう。
1. つり革を片手でつかみ、足を軽く開く
2. つり革を下に引っ張り、背中に力を入れたまま10秒キープする
背筋が鍛えられて姿勢が美しくなると、凛とした立ち振る舞いが美しい上品な女性に近づきます。今回ご紹介した方法で背筋を効率よく鍛え、しなやかで美しい立ち姿を手に入れましょう。