必見!正しい「たるみケア」でハリのある美肌へ
公開日:2018/11/23 / 最終更新日:2022/06/20
数年前には全く気にならなかったフェイスラインが、鏡を見ると何だか違うと感じることはありませんか?その原因は「たるみ」かもしれません。
年齢とともに変化していく肌コンディションですが、今回は顔のたるみについて原因と対策を見ていきましょう。
フェイスラインのたるみの原因とは?
・筋力の低下
私たちの皮膚は皮下組織の下にある筋肉により維持されています。顔も同様、主として目の周りにある「眼輪筋」と口の周りにある「口輪筋」という2大筋肉で構成されているのです。これらの筋肉の衰えが、フェイスラインが崩れる原因の一つです。
・コラーゲン量の低下
真皮の主な成分であるコラーゲンは、年齢を重ねるごとに生産量が低下していきます。肌の弾力を維持するコラーゲンの減少は、肌のハリだけではなくたるみの原因にもなります。
・皮下脂肪の肥大化
脂肪組織の大部分を占めるのが皮下脂肪で、エネルギーを貯蔵したり、保温したりなどの役割を担っています。皮下脂肪は加齢とともに肥大化しますが、これは代謝機能が衰えることが原因です。肥大化した皮下脂肪は、重力によって下方向へ引っ張られるため、顔がたるんだように見えてきます。
たるみ改善に効果が期待できる方法
・固まった筋肉のもみほぐし
まずは、硬直している顔の筋肉をマッサージにより柔らかくすることで、肌のたるみ改善の土台を整えましょう。フェイス専用のローラーも販売されていますが、指の腹でも十分にマッサージ可能です。あごから耳に向けて、皮膚を軽く持ち上げる感覚でマッサージを行います。その際、皮膚摩擦を軽減させるためにオイルやクリームなどの油分を補ってから行いましょう。
・表情筋のトレーニング
固まった筋肉をほぐし土台が整ったら、次は表情筋を鍛えていきしょう。たるみが目立ちやすい目の周りにある眼輪筋を鍛えるには、ウインクと目を回す運動が有効です。右回りと左回りを交互に行います。さらに口周りにある口輪筋を鍛えるには、口を上下に大きく開けることと閉じることを繰り返します。この繰り返し運動により顔の筋肉が鍛えられ、たるみ解消につながります。
・コラーゲンの補給
年齢を重ねるごとに生産量が減少してしまうコラーゲンですが、意識的に補うことでたるみの改善に役立ちます。肌から取り入れることもできますが、食品からも摂取することが可能です。コラーゲンは、たんぱく質の一種であるため、体内では一度アミノ酸やペプチドなどに分解されます。体内で再びコラーゲンとして合成するには、ビタミンCが欠かせませんので、日常の食事において意識的に摂取しましょう。