ニキビの位置で健康状態をチェック!?
公開日:2017/12/17 / 最終更新日:2019/08/08
ニキビは肌表面のトラブルだけでなく、体内の不調が原因で発生する時もあります。ニキビができる場所と原因を照らしあわせて、自分の健康状態を見直してみましょう。
ニキビができる場所と考えられる原因
≪おでこ≫
おでこのニキビはシャンプーや洗顔料のすすぎ残しが原因になるほか、胃腸が不調な時もできやすくなります。胃腸に優しい食事を心掛けましょう。
≪こめかみ≫
髪の毛が肌に刺激を与えているか、ストレスが溜まっている可能性があります。ストレスが男性ホルモンの分泌量を増やすことで、皮脂の量も増やしてしまうのです。
≪鼻≫
ちゃんと洗顔やクレンジングで鼻を洗っているのにニキビができる…という人は、肝臓や大腸の調子が低下している恐れがあります。アルコールの摂り過ぎ、脂っこいものの食べ過ぎが悪影響を与えるため、普段の食生活を見直しましょう。
≪頬≫
ホルモンバランスの乱れや下半身の冷えが一因となります。特に女性は生理前に頬ニキビが発生しやすいので、適度な運動や入浴で体を温めましょう。
≪口周り≫
口と消化器官は繋がっているため、胃腸が弱っていると口周りにニキビができやすくなります。また、ビタミン不足やホルモンバランスの乱れも原因となるので、消化がよく栄養価の高い食事で改善を目指しましょう。
≪あご≫
子宮などの婦人科系に不調を抱えている可能性があります。体を温めていつもより睡眠を多くとること、また、明らかな不調がある場合は病院に行くことが大切です。
≪首≫
ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れていると、首にニキビができやすくなります。心身がリラックスできる時間を作ったり、睡眠時間を長めにとったり、ゆとりのある生活を子心掛けましょう。
≪頭皮≫
間違ったシャンプー方法が主な原因ですが、ストレスや睡眠不足も一因となります。また、女性の場合は更年期障害のホットフラッシュで頭に熱が溜まって、ニキビができてしまうこともあります。
≪胸元≫
胸元は皮脂腺が多く、ストレスや暴飲暴食をすると、皮脂量が増えてニキビができやすくなります。また、蒸れやすい場所なので、汗はこまめに拭きとって清潔に保つことが大切です。
≪背中≫
胃腸や肝臓、腎臓が弱っている恐れがあります。内臓に負担を与えないため、また皮脂量を増やさないためにも、脂っこいものの食べ過ぎを控えましょう。
時には、ニキビの位置から生活を見直してみるのも良いでしょう。