保湿後のベタつきを防ぐ! 夏のスキンケアポイント
公開日:2018/08/01 / 最終更新日:2022/09/12
夏の肌は皮脂や汗の分泌が多くなって、どうしてもベタつきがち。しかし、その肌の状態を「潤っている」と勘違して保湿を怠ってしまうと、乾燥やニキビなどの肌トラブルを自ら招くことになってしまいます。夏の肌にも必要な保湿の重要性を知って、ベタつきを防ぐスキンケア方法を取り入れましょう。
夏の肌はベタつくのに乾燥している!?
夏の肌はベタつきがちですが、意外と肌の内部は乾燥しています。肌の表面は皮脂や汗でテカっていても、肌の内部はエアコンの風などで乾燥し、水分量が減少しているのです。そのまま放置していると「インナードライ」が進行し、肌トラブルが起こりやすい状態になってしまいます。トラブル知らずの健やかな肌を作るためには、夏であっても保湿ケアを行うことが大切なのです。
保湿後のベタつきを緩和するスキンケアポイント
保湿のケアが重要とはいえ、冬と同じような保湿をしてしまうと、皮脂や汗とは違ったベタつきが生じてしまいますよね。肌を潤わせるためには仕方がないことですが、保湿後のベタつきは気になってしまいます。さらに、肌がベタついたままメイクをしてしまうと、化粧崩れの原因にもなってしまいます。夏でも快適に保湿ケアをしながら、ベタつきを緩和するスキンケア方法を詳しく探ってみましょう。
・油分の少ない化粧品を使う
夏は皮脂の分泌量が増えるので、油分が多い化粧品を重ねるとベタつきやニキビの原因になります。冬の間に使っていた「しっとり系」の化粧品は一時中断して、油分の少ない「さっぱり系」のアイテムを使うようにしましょう。肌の潤いが足りないと感じた場合には化粧水の重ね塗りをするか、美容液をプラスすることをお勧めします。
・化粧品を2回に分けてつける
化粧品の重ね塗りを重く感じるという方には、スキンケアを2回に分けて行う方法がオススメです。まずは洗顔直後にスキンケアを行い、10~20分経って肌表面のベタつきが収まってきたら、もう1回化粧品を重ねましょう。時間を少し空けることで、乾燥とベタつきの両方を防ぐ保湿ケアが可能になります。
・乳液やクリームは手のひらに伸ばしてからつける
ベタつきがちな乳液やクリームは、一度手のひらに伸ばしてからハンドプレスで肌に塗っていきましょう。手のひらで温めてからつけることで浸透力が高まり、直接つけるよりもベタつきを抑えることができます。
・温冷タオルで顔のほてりを取る
顔がほてって皮脂や汗が出てしまうという場合には、温冷タオルを使ったケアをしていきましょう。まず、洗顔後の顔に蒸しタオルを2~3分乗せて、血行を促します。そのあと、氷水で冷やしたタオルを2~3分乗せて、毛穴を引き締めましょう。(暑いときや、すでに顔がほてっているときは、蒸しタオルを使わなくてもOKです。)ほてりが抑えられることで化粧品の吸収率が高まるため、ベタつきの軽減へとつなげることができますよ。
夏の肌は、紫外線やエアコンなどさまざまな刺激にさらされています。自分の肌をしっかりと守っていくためにも、朝晩のスキンケアにこだわって、健やかな肌キープを目指しましょう。