美しい肌には共通点が! 美肌に欠かせない条件と作り方
公開日:2019/01/26 / 最終更新日:2022/05/27
皆さまがイメージする「美しい肌」とはどのような肌でしょうか? 日本には「美しい肌」を表す言葉が数多くあります。陶器のような肌、赤ちゃんのような肌、マシュマロのような肌…… それらの共通点を探り、魅力的な美肌を手に入れましょう。
美しい肌を例えるときに使う言葉
・陶器のような肌
陶器のように透き通るような質感でなめらかかつ、血色が良い状態の肌を指します。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが順調な証拠で、血液循環やメラニンの代謝も良好な状態です。ターンオーバーは遅すぎても早すぎてもよくなく、年齢に応じたタイミングで行われることが重要です。
・マシュマロのような肌
マシュマロのように弾むようなハリがあり、シワやたるみがない状態の肌を指します。肌のハリをキープするために必要なコラーゲンは、人体を構成するたんぱく質の一種です 。
日々の生活の中で知らず知らずの内に浴びている紫外線は、肌内部で生成されたコラーゲンを分解してしまう原因と言われています。
またコラーゲンとともに肌の真皮層に存在するヒアルロン酸は、その保水力の高さ でも知られ、網目状に張り巡らされた真皮層の中で水分を保持 し、肌をふっくらとさせる役目を担っています。
コラーゲンとヒアルロン酸は加齢とともに減少していく成分なので、積極的に取り入れるようにしましょう。
・赤ちゃんのような肌
生まれたて赤ちゃんの肌はシワやシミひとつなく、しっとりとやわらかく吸いつくような潤いが感じられます。これは肌を構成する表皮の最も外側にある角層 の保湿機能が良好で、肌内部の水分が蒸発せずに潤いを保っている状態であるからです。このように肌が潤いに満ちた状態であると、キメが細かく整って見た目もなめらかになります。
毛穴も目立ちにくく、肌が本来持っているバリア機能も正常に働き、肌が潤っていることはメリットばかりなのです。
美しい肌を維持するには健康な土台から
魅力的な美しい肌に共通する「保湿」を大切にし、肌の基礎バランスを整えていく必要がありますが、これは「肌が健康である」という前提のもとに挙げられます。
健康な肌を作るには、未熟な角層細胞がつくられないように正常なターンオーバーを保つ必要があります。
そのためには肌の栄養のもととなる普段の食生活が重要なので、細胞を作るたんぱく質、皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミン類などをバランスよく摂取しましょう。
肌に負担をかけない洗顔や紫外線対策、しっかり睡眠をとるなど簡単に改善できることが多いので、日常生活を見直し毎日のケアを怠らずに行いましょう。