オバサン顔を招く元凶「目尻のたるみ」の原因と対策
公開日:2019/12/15 / 最終更新日:2024/03/13
目尻にたるみが生じると目が小さく見えたり、シワができたりする影響で、一気に老けた印象になってしまうもの。「もう1ミリ目尻が上がっていれば…」と鏡を見ながらため息をついている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ピンとハリのある目尻を保ちたい方に向けて、たるみが生じる原因と対策方法をご紹介します。
目尻のたるみの原因とは
■皮膚の弾力性の低下
たるみの原因の1つに、皮膚の弾力性の低下が挙げられます。加齢や紫外線などの影響で真皮層のコラーゲンやエラスチンなどが減少すると、肌のハリが低下し、たるみを招いてしまいます。基本的に目頭の位置は変わりませんが、目尻は上下のまぶたの重みで下に引っ張られます。これにより目尻が下がって老けてしまうのです。
■頭皮のたるみ
目尻のたるみには、頭皮のたるみも関係しています。目尻と頭皮は大変近い位置にありますよね。頭皮の位置が下がれば目尻も引っ張られ、たるみが目立ってしまうのです。特に側頭部のたるみが、目尻に影響していると考えられます。
目尻のたるみの対策方法
■頭皮をマッサージする
目尻のたるみ対策には、頭皮マッサージがオススメです。頭皮の血行を促すと老廃物の排出がスムーズになり、頭皮と目尻、両方のたるみを防ぐことができます。お風呂がりなど血行が良くなっているタイミングに、以下のようなマッサージを取り入れましょう。
①眉を上下から指で挟み、目の周りのツボを刺激する
※眉頭から眉尻まで、指を少しずつ動かしながらほぐすと効果的です。
②耳の周りや側頭部にこぶしを当てて、小さな円を描きながらほぐす
※気持ちいいと思う程度の力加減で、じっくり丁寧にほぐしましょう。
③髪の生え際に指を置き、頭頂部に向かって小刻みにマッサージする
■目元専用の美容液を使用する
目元の皮膚が乾燥すると、ハリがなくなって目尻が下がりやすくなります。少量で効率よく保湿できる目元専用の美容液を使って、乾燥を防ぎましょう。目元の皮膚はとても薄くデリケートなので、力の入りにくい薬指で少しずつ丁寧に馴染ませることがポイントです。
特にたるみやシワが気になる部分は、もう一方の手で皮膚を軽く持ち上げてから、馴染ませると効果的です。たるみやシワの間にまで美容成分を届けることでより高い効果が期待できます。
目尻のたるみを防ぐことは、眼力のある大きい瞳をキープすることにもつながります。頭皮マッサージや適切なスキンケアで実年齢よりも若々しいハツラツとした目元を保っていきたいですね。