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冬になると目立つ…「乾燥小じわ」の原因とチェック方法

公開日:2019/01/19 / 最終更新日:2019/01/19

城野 親徳城野 親徳総院長

冬のなると途端に目元や口元のシワが気になりだしませんか。その理由は、乾燥による小じわができやすいからです。ただし、乾燥を引き起こす原因は様々、乾燥小じわを徹底的になくすために、発生原因や見極め方をチェックしてみましょう。

乾燥による小じわができる原因

■エアコン
冬は室内を温めるためにエアコンの暖房機能が欠かせません。しかしエアコンをつけると室内の室温が大幅に低下し、肌の水分が空気中に蒸発します。そのせいで肌のハリがなくなり、小じわができてしまうのです。

■摩擦
メイクを施す時や落とす時、肌をゴシゴシと擦っていませんか。摩擦は肌表面の角質を傷つけて、乾燥しやすい状態にしてしまいます。特に目元は皮膚が薄いため、摩擦による小じわができやすいといえます。

■血行不良
肌のコンディションと関係なさそうに思える血行不良も、実は小じわの原因になることがあります。目の疲れや肩こりなどで血液の流れが悪くなると、肌の新陳代謝に欠かせない栄養が行き届かなくなり、シワができやすくなるのです。デスクワークなどで目を酷使している人は目元の血行不良が起きやすいため、注意が必要です。

■間違ったスキンケア
間違ったスキンケアを続けていると、乾燥による小じわが生じやすくなります。たとえば洗顔中に熱いお湯を使うと肌と共に備わっている保湿成分が流出し、乾燥につながってしまうもの。また、肌の保湿が不十分な人も、小じわができやすくなります。

乾燥小じわの特徴は?

乾燥小じわは、目元や口元など、皮膚の薄い部分にできる傾向があります。目尻に生じがちな「ちりめんジワ」は、小じわの代表ともいえるでしょう。

しかし、小じわは皮膚の浅い部分にできるシワのため、セルフケアで改善しやすいという特徴があります。皮膚は一番外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層に分けられますが、小じわはこのうち表皮に刻まれる比較的浅いシワなのです。

乾燥小じわの見極め方

今できているシワが、乾燥による小じわなのか判別できない時は、「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」などの化粧品でしっかり保湿してみましょう。保湿をして目立たなくなったら、乾燥による小じわと判断できます。保湿をしても消えないなら、小じわではなく、真皮にまで刻まれた深いシワと考えられます。

乾燥による小じわは、年齢に関係なく現れるため、20代の方でも注意が必要です。しかも小じわを放置すると皮膚の深い部分にまでダメージを与えて、深いシワの原因になってしまいます。まずは肌を乾燥させている原因を突き止めるとともに、肌の現状をチェックして、小じわ対策に活かしましょう。

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城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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